Sekilala&Zowie

No one is free, even the birds are chained to the sky.


【ウィキリークス米公電を振り返って④】

【ウィキリークス米公電を振り返って①】ルース米駐日大使インタビューby東京新聞http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-1081.html
【ウィキリークス米公電を振り返って②】http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-1084.html
【ウィキリークス米公電を振り返って③】http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-1085.html

*転載


民主党は不平等感を利用した 米公電訳
2011年5月10日11時36分 http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105090693.html
09TOKYO2277

発信地:東京 日付:2009/9/29 分類:秘

キャンベル次官補の薮中事務次官との会談(9月18日)」

1.要約:薮中三十二・外務事務次官との9月18日の会談で、カート・キャンベル次官補は、日本の民主党が政権党の役割に定着するなか、緊密な米日の協議の重要性を強調した。この時期における米日の高官レベルでの連携が、オバマ大統領の11月の訪日と来年の米日安全保障同盟の50周年の成功を確かなものにする。キャンベル次官補は、米国は、円滑な米日関係の維持に努めると強調した。

2.続・要約:米日間における核「密約」の真相を調査する岡田外相の計画について、キャンベル次官補は、米国は関連書類を公表しており、これ以上のコメントをするつもりはないと繰り返し伝えた。彼は、その問題に集中することは、米軍の運用上の影響がありうると警告した。地域問題について、キャンベル次官補は、いかなる米国と北朝鮮の二国間会合の目的も、北朝鮮の6者協議復帰を促すことにある、と発言した。とはいえ、米国は国連安保理決議第1874号の実施を続けるし、他国の実施を歓迎する。米国はビルマへのより積極的な関与を始める予定で、この政権への圧力を維持するための日本の協力を期待する、とキャンベル次官補は述べた。11月の大統領訪日を念頭に、キャンベル次官補は、日本の新政権が過去の政策を再検討するとはいえ、新しい関与(イラン問題での協調、アフガン/パキスタン)を打ち出すことが極めて重要になると発言した。薮中は、米日は大局を見失わないよう集中しなければならないと同意し、気候変動のような分野は協調の新しい機会になると述べた。要約終了。

日本の(政権)移行について

3.鳩山・新首相と元野党の民主党による日本の政権移行について、キャンベル次官補は、米国は公的に日本の新政権に信任を与え、政権移行期での強い支持を表明する、と述べた。米国は民主党の綱領(例えば、より自立した日本の外交政策、より緊密な中国との関係など)への支持を公的に表明する。同時に、米国は新政権の発するメッセージを集中して解釈する。彼は、国連総会に合わせての米国大統領の鳩山首相との会合や、スタインバーグ国務副長官やゲーツ国防長官、グレッグソン国防次官補の訪日を含め、米国はこれからの数週間で日本との連続的な高官レベルの交渉に臨むと付け加えた。これらの会合の目的は、(日本の)新政権の考え方に耳を傾けることと、我々自身にとってのフィードバックを準備することにある。とりわけ、日本におけるかつてない政権交代のまっただ中での集中的な会合は、オバマ大統領の11月の訪日が成功することと、来年の米日安全保障同盟50周年の準備をすることを目的としている。

4.キャンベル次官補は、この政権移行期に、民主党からの異なる幅広い見方や、二国間問題や国際問題に関する大量の報道に接することができるものと米国は期待している、と続けた。さらに、民主党からはすでに多くの人がワシントンを訪れ、民主党を代表する立場から意見を述べてきた。キャンベル次官補は、これまでに民主党が出した提案のいくつかは、米日関係の負担になるのは間違いないが、これらの諸問題をうまく調整することの責務はキャリア外交官にかかっており、それぞれが臨機応変に対処せねばならない、と述べた。

5.薮中事務次官は、現在の政権移行は極めて大事な時期であり、慎重に取り扱わねばならない、と同意した。日本が疑いなく世界における経済的、政治的な大国であるのに比して、国内には、日本が対等に扱われていないという感覚があり、民主党はそれを政治的に利用した、と彼は論評した。オバマ大統領と鳩山首相がニューヨークで会うとき、米日関係の基盤(例えば、日本が米国政策のアジアにおける礎石である点)を再確認することが重要になる、と薮中は言った。首相と外相の両方と信頼を築くことが重要だ、と薮中は付け加えた。

核の歴史

6.米日間のいわゆる「密約」を調査するという岡田外相の関心について、米国は既に関連書類を情報公開法(FOIA)の請求で公表しており、既存の公開情報に米国が新たに追加できるものはほとんどない、とキャンベル次官補は発言した。(日本の)外務省が独自に情報収集しても、米国はコメントしないことがベストだろうとキャンベル次官補は言った。米国としては、この問題が、同盟の助けにならないような形での対応を米国が取らざるをえないような状況を生み出さないことを望んでいると、彼は強調した。第三者を入れる形式よりも、外務省自身に調査する権限を与えたことで、岡田は外務省への信頼を示したのだと、薮中は発言した。いずれ外部機関が史料を吟味することにはなるが、外務省が組み込まれたことは前向きな兆候だと、薮中は言った。歴史の再調査は単なる分析にすぎないが、本当の問題点は、これらの調査結果が現状に及ぼす影響であり、慎重に取り扱われなければならない。

北朝鮮

7.キャンベル次官補は、北朝鮮と6者協議に関する、ボズワース大使とキム大使の最近の日本、中国、韓国、ロシアとの会談を再検討し、いかなる北朝鮮との外交も6者協議の文脈で理解されなければならず、北朝鮮の核武装は容認できないという共通の認識があると言った。その上で、複数の対話相手が、北朝鮮との間で一体何が前進できるのかとの懸念を表明したことにキャンベル次官補は留意した。ボズワース大使とキム大使が北朝鮮側と二国間で会うのであれば、それらの会合は北朝鮮に6者協議への復帰を促すものになる。それに加えて、米国は完全かつ明確に国連安保理決議第1874号の実施を続け、一部の国々は制裁を実施する段階にある、とキャンベル次官補は述べた。薮中は、北朝鮮に関する引き続いての緊密な連携、特に決議1874について感謝の念を示し、米国の政策への日本政府の支持を表明した。

ビルマ

8.ビルマについて、キャンベル次官補は、米国は制裁を維持しながらも、この政権へのより深い関与を始めると発言した。新政策を採用するにあたり、米国はかつての孤立戦略は失敗に終わり、米国は「ゲームに参加する」必要があると結論づけた。北朝鮮が最近になって国連安保理決議第1874号の影響でいくつかの中東地域の顧客を失ったのと同じ時期に、北朝鮮とビルマの軍事的な協調が増している。この観点からも、ビルマへの圧力を維持する上で、米国は日本の協力を必要としていると彼は発言した。

大統領訪問

9.オバマ大統領の訪日が成功裏に終わることは重要だとキャンベル次官補は強調した。新政権が、様々な点から旧来の政府とは異なる立場を取ろうとしていることは、米国は理解している。双方が機敏に動く外交が必要だ。例えば、米国は、イランにおける日本とのより緊密な協調や、アフガニスタンとパキスタンへの新しい開発援助の可能性を探ることになる。この文脈において、日本政府は単に「ノー」と言うのではなく、反応を見せることが重要だ。

10.薮中は、米国と日本が、個々の二国間関係でのささいな点にかかりきりになるのではなく、大局を見ながら連携を維持するべきだとの考えに同意した。鳩山首相は1990年比で25%の温室効果ガス削減を打ち出し、この政策はおそらく前進するだろうと彼は言及した。米国と日本の環境技術は世界の最先端なのだから、これは協調の機会となりうる。アフガニスタンについては、薮中は言質を与えなかったが、日本政府はできることをやる、と話した。

11.キャンベル次官補は、この公電内容を確認済み。

ルース


「鳩山次期首相は親米派」 側近の松野氏 米公電訳

2011年5月11日11時30分 http://www.asahi.com/special/wikileaks/TKY201105100404.html
09TOKYO2061

発信地:東京 日付:2009/9/8 分類:秘

「鳩山側近が語る鳩山次期政権」

要約

1.政権党になった民主党の議員で、鳩山由紀夫の側近でもある松野頼久は9月4日、在京大使館員に「次期首相の最重要課題は、米国とオバマ大統領との緊密な関係を構築することになる」と語った。松野によると、そのために鳩山は「私は最初に米国を訪問する必要がある」と主張し、既に中国訪問への意欲をトーンダウンさせている。松野はまた、アフガニスタンとインド洋での給油活動を論じ、鳩山の社民党への嫌悪感、国家戦略局の機能、党幹事長としての小沢一郎の際立った役割、鳩山政権がいわゆる核密約を二国間の議題にする可能性の低さ、などについて説明した。要約終了。

米国との緊密な関係が最重要事項

2.民主党議員で鳩山の側近の松野頼久は、在東京大使館の政務担当官に9月4日、鳩山民主党代表は「大変な親米派」だが、ニューヨーク・タイムズの論壇面では、米国と日米関係に関する彼の見解はねじ曲げられたと伝えた。松野は、鳩山の下で、民主党政府の最大の優先事項は、米国とオバマ大統領と緊密な関係を構築することで、その次に児童手当の増額など、党がマニフェストで示してきた国内政策を実現することだ、と述べた。

3.鳩山は日本にとっての米国の重要性をよく認識している、と松野は続けた。例えば、最近中国は訪米前の訪中を鳩山に提案してきたが、鳩山は拒否した。鳩山は松野に「オバマ大統領が、私が会う最初の外国指導者にならなければならない」と話したという。鳩山は米国でオバマ大統領と会うことを本当に楽しみにしている、と松野は言った。松野はまた、鳩山とルース大使の9月3日の会談がうまくいったことを大変喜んでいた。松野は、鳩山にとっては大使と直接話すことが、米国の考え方を理解する最も早い方法なのだから、鳩山は大使との直通のチャンネルを持つべきだ、と評価した。

アフガニスタンと給油活動

4.アフガニスタンと給油活動について、松野は、民主党はまず「米国が何を求め、必要としているか」を理解する必要があると説明した。松野は、オバマ政権がアフガン再建に不可欠としているものは、ブッシュ政権とは変わっているはずだと述べた。さらに、アフガニスタンとパキスタンが必要としているものを理解することは重要だが、民主党は、米国が日本に何をやらせたいのかを理解する必要があると説明した。また、松野は、社会主義政党との連立可能性が強いことを考慮すれば、日本の自衛隊を含めて、軍事支援よりも人道支援の方が、民主党政権にとって実現が簡単になるだろう、と強調した。どんな場合でも、鳩山政権はまず米国の「要求」を理解する必要があり、それから日米両国がどのように協力できるかを議論する。

社民党員との関係

5.民主党の社民党との関係について、松野は、鳩山は「できる限り早く社民党の存在感を排除したがっている」と明確に述べた。社民党は衆議院で7議席しか持っていないので、連立政権における(社民党の)影響力は極めて限定的になる、と松野は信じている。民主党が参院で多数を形成するには社民党が必要なのは事実だが、「民主党が(単独で)多数派を形成できれば、すぐに社民党との関係は終わる」と松野は強調した。今のところ、社民党は「いまも存在していることを示すために」声高に政策的立場を表明する必要が出てくるが、それは何も政府運営や政策立案における影響力の大きさを示すものではない、と松野は説明した。

国家戦略局

6.松野は、民主党が力を入れている国家戦略局の焦点は国内問題になる、と言った。菅直人・副総理が率いるこの新組織は、安全保障政策の一部を扱うものの、それは限定的なものになり、「最大の力点は国内問題に関連した省庁やそれらの予算・人員に置かれることになる」と松野は話した。

小沢・民主党幹事長

7.小沢一郎を幹事長に指名したことには長所と短所がある、と松野は言う。しかしながら、小沢が一人で、民主党の新人150人を当選させたことは否定できない。民主党は次の選挙で彼らを再選させる必要があり、これができるのは小沢だけである。彼はまた、一期生の大きなグループを結束させることのできる唯一の政治家でもある。

「密約」と非核三原則

8.核兵器搭載の米艦船に日本の海峡の通過と寄港を認めた、いわゆる日米間の「密約」(40年前のもの)について、松野は、民主党の意図は「米国との間で問題にするためのものではない」と述べた。民主党は、米国政府が既に関連情報を既に公開し、書類は自ら物語ると公的見解を出していることを理解している。「問題は(日本の)外務省だ」と松野は言う。外務省は合意の存在を隠そうとしてきていて、その結果、民主党が追及しなくてはいけなくなっている。「これは米国関連の問題ではない」と松野は強調した。

9.非核三原則(作らない、持たない、持ち込ませない)を法制化する可能性について、松野は個人的には反対だと述べた。明らかに、オバマ大統領が述べたように、我々の究極的な目標は核兵器の廃絶にあるべきだ。とはいえ、その三原則の法制化は「すぐには実現しない」と松野は見通しを示した。民主党はこの点において現実主義的だ、と彼は付け加えた。

略歴

10.松野は熊本1区当選の4期目。父、松野頼三は吉田茂元首相の秘書で、労働大臣や防衛庁長官、農林大臣を岸、佐藤内閣で歴任した。三木内閣でも党幹部を務めた。松野(ジュニア)の政治キャリアは日本新党の職員になったことに始まり、その後、細川護熙元首相の秘書になった。松野は細川の地盤を受け継ぎ、2000年に初当選。松野の父と、鳩山の祖父や父が政治的に近かったために、松野と鳩山の両者も近い。松野は、政治・政策において鳩山に顔が利く(鳩山に話を聞いてもらえる)、数少ない議員の一人と目されている。

ルース




※ウィキリークス翻訳に関して朝日新聞が掲載しなかった箇所を太字で示し掲載してくれていたのがこちらのブログ。朝日新聞が配慮?した部分が逆に浮き彫りになります。
◆極東ブログ様
☆ウィキリークス翻訳☆
☆彡 2011.05.05 2009年9月21日の日本発公電http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/05/2009921-d299.html
☆彡 2011.05.07 2009年9月21日の日本発公電 その2http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/05/2009921-7bb5.html
☆彡 2011.05.09 2009年10月15日の日本発公電http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/05/20091015-c366.html
☆彡 2011.05.11 2009年12月9日の日本発公電http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/05/20091029-3841.html
☆彡 2011.05.12 2010年1月26日の日本発公電http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/05/2010126-b663.html
☆彡 2011.05.14 2010年2月4日の日本発公電http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/05/201024-87a2.html
☆彡 2011.05.15 2008年3月18日の日本発公電http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/05/2008318-a73f.html
☆彡 2011.05.16 ニューヨークタイムズに掲載されたウィキリークス日本発公電についてhttp://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2011/05/post-7f66.html


《雑感》
売国奴官僚と政治家には尽く失望と怒りを感じる。日本の官僚たちがアメリカ様に報告している様子にはヘドが出る。それに日本のメディアが殆ど問題視していないところがもうこの国の報道機関がオワッテル証拠だ。ジュリアン・アサンジがどうであるかという問題、そんなスピンよりもそこに書かれていた衝撃的な事実、実際に日本の官僚たちや政治家たちが国家国民に対して反逆的な言動、売国的言動を行なっていたという事実に対して何らアクションを取らない日本のジャーナリズム。
岡田や前原のような連中が米国の保護のもと、のうのうと表舞台を跋扈していることが信じられない。もちろん、官僚制度と報道機関という2つの組織が連綿として生き延びた(米国によって生かされた)戦後の歴史のなかで、記者クラブメディアが国民に牙を向けたことは、3.11以降、より先鋭化し、言うなれば記者クラブジャーナリズムは完全に死んだも同然。と言うよりとっくに死んでいたのに僕達が気付かなかっただけか・・・。


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