Sekilala&Zowie

No one is free, even the birds are chained to the sky.


上杉隆氏『 40万メモリーク開始 平野博文文科大臣の奢り 』と一昨年のラジオにて「普天間問題と官房機密費」に触れる上杉氏の発言を振り返って

上杉隆氏より『 40万メモリーク開始 平野博文文科大臣の奢り 』

一部引用http://the-news.jp/archives/9149

たとえば、私の手元にある40万ページにも及ぶ「記者メモ」で、盛んに登場するのがこの平野氏だ。
ここ数年、政治記者たちとのオフレコ懇談を繰り返し、政敵の悪口を流しまくり、自分の立場を守ろうとする卑屈な発言を確認できるのはまさにこの平野氏だ。ときには自らの仕える上司、つまり鳩山首相などを匿名で批判していたのも実は平野氏であった。
このような人物が日本の教育のトップだというのだ。まったく笑わせるではないか。
よって、今回のメルマガでは、その平野氏のオフレコ発言を載せることで、果たして今度の新しい文部科学大臣とはどういった人物か、みなさんに判断してもらいたいと考えた。
まず、ある日の「オフレコ」メモの一部をそのまま掲載しよう。

〈2011年9月14日 平野国対委員長(当時) 完オフ
今日は「完オフ」だぞ。単なる「オフレコ」だとマスコミはすぐに記事にしてしまうからな。もし「完オフ」にしたのに記事にしようものなら、俺は二度ともうあんた方とは喋らんぞ。いいな。
鉢呂の辞任の件はもう少しやりようがあったな。少なくとも何の見返りもなしに、早々に鉢呂を辞職させる必要はなかったんや。…………………………..

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◎一昨年の6月には既に上杉氏はこうつぶやいていた
20120121171008.jpg
平野官房長官は素晴らしい。普天間問題の検討委員会委員長として、「政治とカネ」の問題を扱う野党時代の役員室長として、鳩山官邸崩壊のために尽力しつくした。
◎ここで復習↓

小島慶子「先週おっしゃっていた普天間問題で、グアムとか北マリワナ諸島がウェルカムですと。基地、どんどんうちに呼び込みますから来て下さいという意図があって、その親書を携えて日本政府の人のところにやってくるから、それをもしかして鳩山さんとかがご覧になったら、ウルトラCで解決か、乞うご期待、見たいな感じで終わったんですけど、その後どうなったんですか?」

上杉隆「そのあと、知事が結局来たんですが、なんと。北マリワナの知事はちゃんと日本に来ました。で、グアムの知事がこれから来て北マリワナの知事と合流して鳩山さんに会いますよ、と言ったところ、なんと官邸が面会を拒否したんです

小島「じゃあ、鳩山さんは全然見てないし、会ってもないし受け取ってもないんですか?親書を」

上杉「そうなんですね。親書は受け取ったみたいなんですよ。結論は、結局知事は会えないんだったら行く必要ないということで、官邸の平野官房長官と佐野秘書官がそれを邪魔するという形になったわけですね。総理に会わせることを。結果として、そのままオバマ大統領に会いに行っちゃったんです、2人とも」

小島「おっしゃってましたね。オバマさんのところへ行くより前に、日本にその話をしに来るということだったらしいんですけど。それはなんで断ったんですか?」

上杉「いや、本当に意味が分からないんで。なぜならば、国外・海外ということで、まさに受け入れ先が自ら手を上げてくれたわけですね」

小島「でもアメリカもそれならば悪くないよと言っていた」

上杉「アメリカも一部、一応グアムも国内ですから。アメリカにとっても。その知事がすでに議会にかけたわけです。だから基本的にそれを否定する事もしないわけですから。ところがなぜか、会わなかったと」

小島「それはなぜなんですか?」

上杉「これは一部推測になりますけど、平野さんが当日、徳之島に行っていたわけですね。結果としてそれを邪魔するような動きは出来るだけ抑えたかったというふうに。メディアも含めて、それで今度は大丈夫じゃないかとなってしまったら自分のやっていることが否定されてしまうわけですね」

小島「徳之島で説得をしている最中に別の話でケリガついてしまうのが嫌だったということですか?」

上杉「だから早い話がメンツでしょ」

小島「ええ~!」

神足「それは僕はちょっと違うな。これはもっと大幅な推測ですが、そもそもこれは抑止力に目覚めたから沖縄でなきゃというふうに鳩山さんが言ったのは、あれは嘘ですよ。だって、あれは抑止力なんて事は分かってたんだけど、ちなみに沖縄の人でもう決まったことがあるんですよね、たぶん。道路を作るとか何を作るとか」

小島「ずっと昔に予めがっちり決まっていたこと?」

神足「その約束したことの重みがどれほどすごいかという事に気が付いたんですよ、きっと」

小島「つまり自民党政権の時代に出来ていたことを民主党政権になってももう引っくり返せないという事?」

神足「いわゆる13年間かけて橋本龍太郎の時から1996年の時からずっと色んな約束や説得をやりながら辺野古餡というのを固めてきたのが、その中身が分かったんだと思うんだ」

小島「上杉さん、この神足さんのおっしゃる、自民党政権と沖縄の建設業界の密約説というのをどう思いますか?」

神足「建設だけじゃなくて色んなものが」

上杉「基本的に、鳩山さんのいう約束だったら国外県外の約束なんで、これほど重い約束はないわけですね。だから色んな事が分かってきたというのは、(鳩山さんは)色んな事が分かっている外務官僚、防衛官僚に騙されたんじゃないかと。官邸官僚含めて。要するに彼らにとってみれば、今まで決まった事をやるのが一番良いわけですね。ゼネコン、マリコン(海洋ゼネコン)、鉄鋼業界、沖縄の公共事業も潤う。場合によっては日本国内の、これはマリコンだったらこれはゼネコンですから、東京の。そこも潤うと。ところがグアム移転になってしまうとアメリカの会社になってしまうわけですね。そこで全然儲けがないと。そういう意味で、やはりひとつにはその辺の利権絡みの人たちが蠢いて鳩山さんの意思を変更させると。そしてまたそれに気付かせないように会わせなかったというふうに考えるのが筋じゃないかと

神足「要するに上杉さんが最初から言っている、平野官房長官は一体何をしてるんだ、という言い方というのはほとんどそこにあったんじゃない?鳩山さんは本筋なことを言ってたけれども、平野さんはまずそこを慮って色んな会社が困るんだとか、官僚も困るんだとかばっかりを気遣っていたんじゃないですか
+++
小島「もうひとつの話題なんですけど、野中元官房長官が官房機密費にメディア関係者にも渡していたと暴露した問題で、どうやら上杉さんが配布先のリストを入手して取材を進めているらしいという情報が、ツイッターでも呟いていらっしゃいますが、これはどういうことなんですか?」

上杉「これは本当ですね。野中弘務さんがTBSの番組で話したのが今月。それでメディアはほとんど無視です。評論家やメディアのほうに渡ったと。琉球新報だけはその後ちょっと書いたわけですね。でも他のテレビ新聞は無視なんですね。それは基本的におかしいのは、政治とカネの問題とみんな追及しながら実際これは最大の政治とカネの問題なんですよ。14億円という官房機密費が民間人というか、マスコミに渡っていたと。これはやはり税金の使い道なんできちんとやんなくちゃいけないといって、名前の挙がったリストごとに全部で今、評論家・コメンテーター、今出ている新聞社の偉い人たちに当たってる最中です」

神足「水道橋博士に聞いたら、なんか読売テレビの人とケンカになったんだって?」

上杉「ああ、なりましたね。いや、酷いですよ。自分たちが貰っている人たちなのに、貰ってない上にそんなでたらめなこと言うなというふうに私が逆に攻撃されているという感じになってるんですが」
+++
雑感:このあと、上杉氏は何度なく、この件が出るたびに平野官房長官が鳩山総理を裏切ったというようなことを発言している。
それが今回のメモ公開によって平野氏自身がどのような発言をしていたかということが詳細に分かるということだ。マスメディアでは、これまで何度も印象づけるように繰り返し評論家やコメンテーターらが鳩山氏をバッシングしてきたが、結局鳩山氏は辞任に追い込まれた形で屈してしまったことは結果として敗北したわけだから政治家として言い訳は効かないが、とはいえ、それでもコトの真相はウィキリークスでも明らかなように防衛官僚と外務官僚らの国家反逆罪に匹敵する売国行為、一部ゼネコン利権と長年の腐れ縁のもと中央集権型を打破できず、更には米国軍産複合体やグローバル資本や悪徳ペンタゴンによる日本からの「トモダチ」に対する「思いやり」という搾取の構図継続を企んだ沖縄棄民政策で合致した日米利権複合体が大手新聞メディアを通して一致して御用ジャーナリストや御用学者や記者クラブメディアの政治部を使い、真実の隠蔽、世論操作に勤しんだ旧体制の既得権を有する者の塗固めた結果だということはメモ公開によって確固たる認識となるとことだろう。
そして政権交代後も変わらず沖縄を切り捨てる方向へ転換させられたその力を前にして屈服し、裏切った政権与党中枢の政治家、まさにその代表格として鳩山氏の側近と言われた政治家が現在、文部科学大臣の地位に座する平野博文というわけだ。
平野に関する記者メモは恐らく相当リアルなものだということは想像に難くない。Wikipedia引用だが、この部分だけでもフリージャーナリストを排除して記者クラブと結託し、その中でメディアコントロールしたことが窺える。その蜜月関係の中で、気を許した発言の数々であることは間違いないことだろう。

週刊文春』によると、これまで歴代民主党代表は政権交代後もすべてのメディアに記者会見を開放することを公言していたにもかかわらず、官房長官に内定した平野は早々に既存の大手メディアの記者クラブと結託して、2009年9月16日の総理大臣鳩山由紀夫の就任記者会見を記者クラブと一部の雑誌・外国人特派員のみ参加を認めたが、フリーランスジャーナリストインターネットメディアの参加は一切認めずに排除したという

一方で、鳩山氏は辞任後に香港フェニックステレビのインタビューを受けてその胸の内を発言している。当ブログでもその発言内容を取り上げたので、もし良ければ参照されたし。
http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-433.html
http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-459.html
ただ、鳩山氏に対する評価という点で言えば、このあと、菅を引きずり下ろす際にもまたしても平野(&北澤)に騙されたことで、鳩山氏の政治家としての能力(人を信じやすい、騙されやすいという欠点)には甘さがありその能力に問題があったのではないかというふうに思い返し、そのお坊ちゃん気質故に利用されつつ良い人で終わってしまうその姿はこの厳しい混乱期には不向きなタイプだったことが改めて浮き彫りになったと言えそうだ。そして、ただ単に民主党という党可愛さゆえに、鳩山氏が自らの責任において己の身を捨てる決死の覚悟で元の形を取り戻すというなら話は変わってくるが、その気概はいまのところ一向に窺い知ることはできないのでその評価はさらに厳しくならざるを得ない。
他方、取り戻したいけれど、その動き方1つで今後どうなるかが難しいのは、旧態依然とした官僚にとっては民主党政権が崩壊しても構わないと思っていること。元の安穏とした利権構図温存の自民党政権時代と同等な方向へ引き戻させれば、どの政治家がどうなろうと知ったことではないと思っている。この国を動かしているのは明治以来続いてきた官僚機構であり、そこに逆らった人間は社会的地位も含めて抹殺することが未だ容易であるということは一連の陸山会事件の司法の死とも言える「ミスター推認こと登石判決」でも明らか。この偽装法治国家、似非民主主義国家という下での権力の暴走による統治システムが働き、今の民主党執行部と菅直人以来続く官僚主導内閣が、政権交代した時の国民主導、政治主導によるマニフェストをひっくりがえし、東電原発事件以後も変わらず国民を裏切り、被災者を無視する棄民政策(中央官僚による利権優先故に被災地置き去り)が行われている民主党が元来描いていた政治主導による国民主権というもともと目指した姿としての国家機能、統治機構への道筋はほぼ破綻した状態にある。
まとまりがないが、締めとして首藤議員が以前、岩上さんのインタビューで話された内容(岩上さんの発言)をここに書いておく。
「首藤さんが、(岩上さんの単独)インタビューの時に、外交委員会か外務省かで質問されたときに、『日本は外国の軍隊が駐留している。こういう国は国際法上、どういう国になるのか?』(と聞くと、その回答は)『それは保護国である』と日本政府が答えた、という話がありました。日本は独立してない。アメリカの保護国。要するに属国だという話で、これはすごくショッキングな話だったんですけれども、こうした基盤がある限り、日本における経済問題やなんなりを考えるときに、いつもアメリカに首根っこを押さえられたまま歪められていく可能性がある」
(*追記&修正)




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