Sekilala&Zowie

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【陸山会裁判】「共謀認めた石川議員の調書、証拠採用せず」の影で、「池田光智元秘書の同じ趣旨の調書は一部を証拠採用」に本当の狙いが?油断ならない

司法記者クラブを中心とする大手マスコミは今日の裁判で大善がどのように判断を下すか、その特権を利用して色々取材をしたことだろう。それは彼らの取材力があったからこその評価ではなく、彼らがその特権たる地位に君臨しているからに過ぎない。大概の一般的な社会常識を持った人間でいち組織の人間として働いたことのある人間であれば誰しもがその特権的独占的地位において、皆一様に平均的な能力を持つことは可能である。それは記者クラブメディアの横並び報道、お互いの差異を事前に補完しあうメモ合わせを以てしても分かるように個人の能力差になんら違いがあるわけではなく、検察や裁判所のお先棒担ぎとしての持ちつ持たれつのズブな関係あってこその特権的地位における報道にほかならない。
そこで、まず時事通信社が先んじた報道。通信社であることを踏まえても時間的にリークを窺わせる。裁判が行われる前の6:11という時間に他社より先に報道している。朝日は検察リークが得意。時事通信は裁判所関係者と密な関係なのか。

「威迫と誘導で作成」=元秘書公判、主な調書不採用に
時事通信(2012/02/17-06:11http://www.jiji.com/jc/zc?k=201202/2012021700052
 小沢一郎民主党元代表の公判とは別の東京地裁の裁判官が審理した元秘書3人の公判では、石川知裕衆院議員が起訴後の再聴取の取り調べ内容を録音した記録などを根拠に、検事による威迫や誘導があったと認定され、石川議員らの主な調書は証拠不採用となった。
 不採用決定で地裁は、「ここは恐ろしい組織だから、何をするか分からないと諭してくれたことがあったじゃないですか」と石川議員に言われた検事が、「うんうん」と応じた録音記録の内容から、起訴前の取り調べで威迫があったと判断した。
 また、「『これぐらい書いても、小沢さんは起訴されない』と検事に言われ(調書に)署名した」とした石川議員の公判供述が、「(この調書内容では小沢元代表の)共謀の認定としてはきついよね、というぐらいの話はしたじゃない」という録音記録の検事の発言と符合していると指摘。「調書は心理的圧迫と利益誘導により作成された」と判断した。
 一方、土地代金の支払いを購入の翌年の報告書に記載したことを小沢元代表に報告し、了解を得たとした池田光智元私設秘書の一部の調書は、任意になされたとして採用された。

注目したのは、「時間帯」の他に「池田光智元私設秘書の一部の調書は、任意になされたとして採用」の一節。そこで例の朝日の記事へ

共謀認めた石川議員の調書、証拠採用せず 小沢氏公判
朝日新聞 2012年2月17日10時35分 http://www.asahi.com/national/update/0217/TKY201202170138.html
 資金管理団体「陸山会」をめぐる土地取引事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で強制起訴された民主党元代表・小沢一郎被告(69)の第14回公判が17日、東京地裁で開かれた。大善文男裁判長は、元秘書の石川知裕衆院議員(38)が捜査段階で「政治資金収支報告書への虚偽記載を小沢氏に報告し、了承を得た」と認めたとされる供述調書について、証拠として採用しない決定をした。ただし、池田光智元秘書(34)の同じ趣旨の調書は一部を証拠採用した。
 決定理由の中で大善裁判長は、石川議員への田代政弘検事の取り調べについて「強力な利益誘導があり、虚偽供述に導く危険性の高い取り調べ方法だった。違法、不当なものだ」と述べた。
 小沢氏が虚偽記載に関与したことを示す直接的な証拠は元秘書らの調書のみ。4月の判決に向けて、検察官役の指定弁護士は有罪立証の大きな柱を失った。

やはり「ただし、池田光智元秘書(34)の同じ趣旨の調書は一部を証拠採用」と報じている。この意味を考えると、一体化している裁判所や検察が、石川議員のICレコーダー録音によって明かされた内容と裁判で供述した田代政弘の証言の不一致が発覚し報告書が虚偽であることが明らかになった一連の証拠は、後の4月における判決に残してはおけないと考えたのではないか。これは最高検がFD改竄を前田恒彦個人に押し込んだと同じ手法で、田代個人に罪を着せるためのシナリオに沿っているのではないか。
さらに大手記者クラブメディアが主として注目されている部分、批判の中心部分である石川議員の供述調書を採用の可否に焦点を当てて報道すれば、検察や裁判所はそれまでの多くの批判を避わす事もできると踏んでいるのではないか。元々、石川議員が自らの危険を顧みず、自身の身を守るためにあえて危険を犯して持ち込んだICレコーダーによって発覚した虚偽報告書である。裁判所のおかげでも検察のおかげでもまるでない。その部分はやむを得ず却下せざるを得ない。そして大善は強い批判口調で「違法、不当」と突っ込んで言及した。エリートと言われるヒラメ一裁判官の大善ら3名の裁判官が自らの昇進を顧みず何の筋もなしに独断で言及できるわけない。それは田代個人に問題があるという筋書きがあってのことと推測する。
一方で、この小沢一郎議員の陸山会事件を有罪にするための正当性を残すためには、直近の登石郁朗の罪刑法定主義を極めて逸脱した「推認の上の推認」であっては司法の信頼の失墜を加速させることとなるため、どうしても小沢氏と秘書との共謀部分をどこかに残しておかなければ、と連中は考える。そこで、池田元秘書のほうの同様趣旨部分は採用としたのではないか。
石川議員を含む元秘書3人の裁判でも相当数の供述調書の証拠却下があり、その時点では我々は無罪を信じ将来未来の明るい兆しに望みを抱き少なからず喜んでいた。しかし結果は驚くべき判決だったわけだ。却下しても「推認」の上塗りで固めた有罪判決を記者クラブメディアに出演し「画期的な判決だ」と賞賛したヤメ検弁護士(若狭、堀田、河上ら)含めた御用聞きジャーナリスト(岸井、松田、大谷ら)たちは、多くのまっとうな市民たちの意思に反し、司法の信頼の失墜、法治国家の体をなさない方向へ加担した。
それら既得利権構造で共謀関係にあるマスメディアと裁判所、検察官僚、法務官僚など司法に携わる者はおそらく登石郁朗のあからさまな手法を“ただの失敗“と見ていたのではないか。そこで前回の失策から、司法の根幹に関わる批判を避わすにはどうしても「共謀」の根拠とする部分を残しておかなければならない。そこで池田元秘書の部分を「任意性」があると認定し証拠採用した。しかし、この部分にあまり注目させないようにするために石川議員調書のほうにいま必死にスピンをかけているのだろう。(但し、記事に池田氏部分を一切取り上げないと後に言い訳できないので触れておくというアリバイ作り)ここで毎日新聞2名の記者による裁判傍聴の様子を。

小沢元代表公判:裁判長、特捜捜査を厳しく批判
毎日新聞 2012年2月17日 12時08分http://mainichi.jp/select/jiken/news/20120217k0000e040164000c.html
 次々に「核心」の調書を却下--。3月に全審理を終える予定の民主党元代表、小沢一郎被告(69)の公判は17日、判決の行方を占う重要局面を迎えた。衆院議員、石川知裕被告(38)ら元秘書3人=いずれも1審有罪、控訴中=の捜査段階の調書に対する証拠採否で東京地裁は相当数を退け、虚偽記載への元代表の関与を認めた調書も採用しなかった上、大善文男裁判長は東京地検特捜部の捜査を厳しく批判した。
 「それでは、石川さん、池田(光智)さん、大久保(隆規)さん、3人の元秘書の検察官調書について、採否を判断したいと思います」。開廷から間もない午前10時過ぎ、大善裁判長が切り出した。「一度、主文を告げます。それから概要を説明します」。続いて、検察官役の指定弁護士が採用を求めた42通の各調書について、早口で採用もしくは却下の判断を述べた。
 静まりかえった法廷に、大善裁判長の声だけが響く。「任意性も特信性(特別に信用する事情)もない」。事件の中心を構成する石川被告の調書が次々に却下され、指定弁護士の大室俊三弁護士は手元の資料にメモを走らせる。対面にいる元代表の弘中惇一郎主任弁護人もあわただしく資料に目をやる。小沢元代表は表情を動かすことなく、前を向いたままの姿勢を保った。
 指定弁護士が採用を求めた調書の中には、石川議員が保釈後、取り調べのやり取りを「隠し録音」した際のものもあった。大善裁判長はこの調書も「任意性、特信性なし」と告げた。「録音によると、調書の文面は供述内容に基づかずに一方的に作成したとうかがわれる。違法不当で許容できない」とも述べ、特捜部の捜査のあり方に強い口調で疑問を呈した。【石川淳一、野口由紀】

ドラマティックに描くには産経の足元に及ばないだろうが、この記事でも司法が機能している「ふうに」書かれている。
しかし、石川議員供述調書のほうは特信性や任意性を否定しその違法性不当性を指摘し、強く疑問を呈した「ふうに」見せ、一方でそれと相対的な印象で池田元秘書の同様趣旨供述調書部分の任意性を認定し、証拠採用したわけだ。なんといってももっと深い闇、核心部分、本丸は一切触れずスルーする。
石川議員供述調書の証拠不採用を騒ぐわりには、肝心要の検察審査会の闇、事務局の実体について(サンデー毎日や日刊ゲンダイは大きく取り上げたが)一切触れない大手記者クラブメディア。そして、そもそもその虚偽報告書が検察審査会の起訴相当議決に強く影響したという根本部分(田代検事の成立し得る犯罪要件という視点よりも)を総じて避けている時点で、この陸山会事件は結局のところ、本丸、核心部分を遠ざけながら、メディア懐柔とともに刻々と「有罪」へと事が進んでいるのではないかと危惧する。政権交代後、これまで何度ぬか喜びをしたことか、不信感の極みはただの妄想ではなく、これまで繰り返された現実によって抱かれし思いのなかで積み重なってきたもの。胆力のなさなのかと自問するが、米政官財学報の既得権益複合体によって、一般国民がいま崖っぷちに、土俵際に追いやられているという相当な危機感をもつものである。
*現時点での限定的なマスメディア報道の中から「推認」したものなので、その旨ご了承ください、あしからず。
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