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120409 NIKKEI ザ・政治闘論 小沢一郎 すべてを語る【後半】 (主要箇所抜粋文字起こし)

120409 NIKKEI ザ・政治闘論 小沢一郎 すべてを語る【後半】 (主要箇所抜粋文字起こし)

司会:政井マヤ
解説:西川靖志 日経CNBC 経済解説委員長
ゲスト:小沢一郎議員



(前半はコチラで⇒http://threechords.blog134.fc2.com/blog-entry-1494.html

西川「それと一点。マーケット。市場ですね。世界のマーケットというのは一応増税によって日本の財政が健全化の方向へ向かうということで日本株を買っている。そして長期金利も安定している。日本国債も売れているわけですよね。もし今、消費増税が遅れると日本売り、つまり株が売られて債権が売られてされには日本国債が暴落すると、こういった懸念はないんでしょうか?」

小沢「僕はそれは全然心配してません。当面は。というのは、いわゆる国債や借金の比率、GDPに占める比率等々からいったらそれはものすごく高いですよね、日本は。数字だけを言えば。形の上の数字だけを言えば。だけども安定しているでしょ。それは実態としての日本の経済財政の仕組みを世界も知っているからですよね。だからそれなりの評価をしている。
それから今の話のように財政当局も、国債売りが出るんじゃないかと。だけど、日本の国債は92,3%国内で消化されてますし、仮に残りの外国に人が全部売ったからってそれはまだまだ日本でもってそれを買い取る余力はもう十分ありますし、それは郵貯だ簡保だって年金だってその他のお金だってまだまだありますから、そういうちゃんとした資産があることを外国人も知っている形の上での数字はものすごく悪いけれども、日本の金利も落ち着いているし、日本の経済に対する一定の評価もしているということだと私は思っているので、当面、今すぐ消費税をしなきゃ暴落するとか、日本の信用が下がるということは心配してません。ただ、何にもしないで、ただずるずるべったり、国債の増発をずっと続けていくというような政治が今後ずっと続くんじゃないかという話になれば別ですけれども、だから私は一番は政治がきちんとまずは消費税の前にやるべき改革をきちんとやると。それは行政についても財政そのものについてもきちんとやると。そのうえで財政がなおかつ大変ならば新たな消費増税も考えていきますということを明確に打ち出せば、僕はもう心配ないと思います」

政井「その当面とおっしゃっているその期間なんですけど、今議論されている2014年の4月に8%、2015年に10%。2010年代の半ばという想定でありますけれども、それよりも先でも大丈夫?たとえば2020年度代というところまでみていらっしゃいますか?」

小沢「そのためには増税のまえにやるべきことをやるかやらないかによるんですよ。今のまんま続けていたらそれは本当に大変な事態にどんどん陥っていくかもしれませんが、やるべきことをやれば僕ら2年半前も今も、まだ無駄を省いて10兆や20兆のお金は財源捻出できますという主張ですから、まずそれをやってその上でなおかつという見極めで充分だと思ってます」

政井「まだその時期は明言されないという」

小沢「いや、ですからさっき言ったように我々は4年間の任期でまず大改革をやりましょうと言ったわけですから、僕は4,5年のインターバルで本気にやる気になれば十分だと思います」

+++

<視聴者の意見>
サノマサシhttps://twitter.com/#!/bqw06273
「日本の将来にとっても早急な消費増税を行うべき。財政再建(世代間格差)のためにも社会保障の確立のためにも必要と考える」
きっこのブログhttps://twitter.com/#!/kikko_no_blog
「増税には反対です(野田総理の増税案には反対であってやるべきことをやってからの必要最低限の増税であれば納得できる)」
政井「ということで、二つのご意見を紹介しましたが、小沢さんがおっしゃっていたように大きな意味では財政を考えた場合に消費増税は避けられないんだろうという意識はみんなありながらも、今の内容で良いのかというそこに論点はかなり絞られてはいますよね」

小沢「そう思います。ですから、やるべきことをまずやれと。やってから初めて国民の皆さんに負担をお願いする。それが筋道じゃないかというのが、僕はおおかた国民の皆さんの意見だと思います」

政井「そのやるべきことをやるというのが小沢さんが民主党内にいて、民主党の皆さん、一生懸命誰も増税したいと動いてなくて、色々やったけれどもダメです、増税に移りますと野田さんもおっしゃっていて、なぜやるべきことが出来ていないのか、本当に不思議なんですけど」

小沢「ですから、先ほど申し上げましたように、我々がやるべきこと、またやると言ったことは遡れば明治以来の官僚支配を打破して国民の代表が自ら決断し実行し責任を負うと、そういう政治をすると言ったわけで、ただそれがやり切れていない」

政井「やり切れていない」

小沢「それで、結局は今までと同じ制度、仕組みの中で、その惰性の中でやっているが故に、我々が主張してきた無駄を省くことによる財源も、制度の改革も、年金も、出来ていないと。それが非常に私はやきもきして残念であります」

政井「こちら、消費税、今までの日本での流れ。89年に竹下内閣で初めて3%の消費税導入をしたと。この時、小沢さんは官房副長官でいらっしゃいましたよね。その時はやるべきことはやった?また、状況は違うんでしょうか?今とは」

小沢「今とは国内、国際的な状況は全く違いますから。その当時も、いわゆる高齢化社会に向かってはおりましたけれども、今のような本当に急激な少子高齢化社会という時ではありませんでしたし、まだどちらかといえば右肩上がりの時代にありましたから、だから右肩上がりの時には色んな内部矛盾が吸収されて表面化されてこなかった時代ですから、ですから私はその当時も選挙制度で言えば小選挙区制を主張してましたし、竹下は反対でしたけども。それから私はやはり行政の大改革をやるべきだと思っていました。その当時から。ただまだ若い時でしたからですけど」

政井「消費税の経験がある小沢さんですよね。道を開いた。そしてまだ今はその時ではないという。経験から照らしても」

小沢「いや、私はだから、20年前に一番消費税のことを言い出したのは私ですから」

政井「そうですよね、かなり早くから福祉目的税も含めて」

小沢「はい。だからその時は、時代は違いますけれども、その時私が言ったのは、同時に所得税、住民税を半分にすると。大幅減税も一緒に言ったんです。
そのひとつは、なぜかと言うと、間接税と直接税の割合が今でもそうですが、日本では7対3ぐらいですね。たぶん、社会保険料を入れたらもっとじゃないでしょうか。直接税というのは否でも応でも取られるんですね。みんな。間接税の場合は手元に可処分所得を残しますから、消費することによって初めて税金がかかる。ですから選択の余地があるわけです。そういう意味でも手元に可処分所得を残すと。それから直間比率を直すということから言っても消費税ということは必要だと。ただしかし、直接税を半分にすると。私の表現で言えば、言ったわけで、そういう意味での話をその当時はしました」

政井「いまはさらに逼迫した財政の中で、減税というのは難しいですよね。消費税を引き上げたから、他方での」

小沢「僕は所得税、住民税を減税できないとは思いませんよ。思わないけど、まずは旧来の今までの矛盾を、無駄を省くということによって財源は当面出るんだから、それをやって尚且つやっぱり足りないなと思って国民皆さんも理解してくれる時にやればいいというのが今の主張です。今はだけど、増税だけでしょ。減税もやるわけでもない。大改革にも手をつけられない。何にもないけど増税だけは、という話になるものですから、たぶん国民皆さんも反対が強いんじゃないんでしょうかね」

西川「やはり既得権益を持つ立場、例えば財務省などとの軋轢というのは予想以上にすごいものなんでしょうか?改革をやろうとしたら」

小沢「強いでしょうね。強いけれども、さっきから言いますように、きちんとした筋道の通った政策論と、その政策の実行の結果については政治家がちゃんと責任を負うよと。お前さんらの責任にはしないと。俺達が責任を負うと。だからついてきてくれと言えば僕は付いてくると思います。優秀な官僚ほどついてくると思います」

政井「責任はとると、政治家が明言する。それがそれほど重要に?官僚にとっては」

小沢「だってそうでしょ。官僚が責任取らされたら大変でしょ。官僚は」

政井「取らされたくないから今のような状況になっている」

小沢「結局、自分で責任を取るということを官僚に納得させられないから、結局官僚任せになっちゃう」

政井「これは改革といっても根深い問題という形が、条件としてもハードルが高いという感じが」

小沢「それはある意味で、明治以来の官僚機構を全く転換をするということは革命的な改革ですから。明治維新が文明開化するまでどれだけの人が犠牲になって、どれだけの努力をしたかということを考えれば分かることで、それに匹敵するとは言いませんけども、現代社会ではそれにかなり近いような大改革になるわけですよ。中央集権、官僚支配を破るということは。だからそう簡単でないことは事実なんですが、国民の皆さんに一生懸命しゃべって、そして政権を任せてもらったんだから、私はそれに向かって努力するのが我々の責任だと思います」

政井「今、野田総理はこの消費税税率の引き上げに政治生命をかけるとまで、言ってしまっていますよね。小沢さんとかなり隔たりがある。同じ党内での温度差があると思うんですけど、これ纏めていけるのか、それとも分裂を孕みつつ行くんでしょうか?」

小沢「僕は野田総理と話をしてませんし、話をする私が立場じゃないからですけれども、その政治生命をかける、不退転の決意ということであるならば、僕はもっともっとやれることはあると思いますね。竹下内閣の時に、最初の消費税、僕、官房長官でしたけども、もう官邸にいる時なんかなかったですよ。朝から晩までひたすら皆さんに説明をし、説得をし、お願いをして歩いたんですよ」

政井「皆さんというのは有権者?」

小沢「いやいや、国会議員をはじめ、もちろん国会議員だけじゃなくて、メディアの皆さんにも色んな人に。ですからそのことをちょっと思うと、政治生命をかけるという言葉の割には官邸の動きはわりあい緩慢ではないかなという気がしますね、その当時と比較すると。
やっぱり、議会政治というのは税金の話で起きたんですよ。イギリスで国王が税金をかけるというそれに対して反対して議会が出来たわけなんですから、たいへんなことなんですよ。税金をかけるというのは。アメリカ独立戦争もそうですし。みんなそうなんです。それだけ国民にとっては深刻な問題なんです。だからやっぱり国民に分かるようなやり方を政治はしなくちゃいけないと思いますね」

西川「それでは、野田総理に会って、そのことをお話しされたらいかがですか?」

小沢「いや、僕はいまお話ししたように会う立場じゃないですけども」

政井「それが党員資格停止という立場という」

小沢「まあお叱りを受けている立場ですから。ですけれども、例えば今日のこのテレビでもいつでも僕自身の考え方は言ってますし、私は一番野田さんはじめ、民主党の幹部の皆さんがそれこそ初心に返って、本来の民主党の姿を国民に見せることによって私は支持も戻るし、またいずれ消費税をやるについても理解してもらえるんじゃないかと。ただ単に、突然増税というだけでは理解されないんじゃないかと思ってるということです」

西川「明日の閣僚経験者の懇談会、小沢さんも参加されると聞いてますが、そこで話し合いをしようという機運というのは盛り上がらないんですか?」

小沢「それは良く分かりませんけども。幹事長の召集ですから。僕は民主党では閣僚を経験したことないんですけれども。それはどうなんですかね。幹事長がそういうお話を呼びかければ、また別でしょうけどもね」

政井「輿石さんの呼びかけには、あれば答えるつもりと。そこで野田総理に会う可能性もある?」

小沢「野田さんは来ないんじゃないですか?」

政井「では、なかなか実際に会って話す機会というのはないという?」

小沢「意見を言えっていえば言いますよ」

政井「ご自身、話す立場にないとおっしゃってましたけど、これは今後26日に控えてます小沢さん自身の判決が出る。この日がある意味、色んな物事が、小沢さんも動きやすくなるターニングポイントになる?」

小沢「僕個人もそうですけど、そのことは全然関係ないです。そのことと消費税論議都は全然別です。レベルの違う話。質の違う話ですから、これをごっちゃにして、26日どうのこうのって色んな人が言いますけれども、それはぜんぜん別の話です」

政井「ご自身ではそこはそれほどリンクはされてないということなんですね」

小沢「違うということですよ。消費税の論議とこの問題は」

政井「ただ党員資格が解ければ、また党員としての動きが変わってくるのかなと思ったんですが」

小沢「まあ党員資格は別に大したことではないですけれどね」

政井「もう一つ、小沢さんにお聞きしたいのは新しい政策研究会、新政研というのを立ち上げられましたよね。このホームページも拝見してすごくまるで一つの党のような加工のものになっているんですけども、この新政研というのを立ち上げられた思いというのはどこにあるんですか?」

小沢「我々は仲間で勉強会を、例えば新しい議員は議員、2期以上の議員は議員、それから参議院は参議院、参議院の中でも最初の人と2期の人とか、そういうグループ勉強会はやってたんです。だけどそうするともっと多様な意見をみんなでディスカッションするほうが良いんじゃないかという意見がみんなから出て、それじゃ大きくして一緒にしてやろうやということになったということです」

政井「国民の生活が第一と、まさに小沢さんが代表の時に訴えられていたスローガンが大きく出てますね。そして、消費税に反対というのが全面に出てます。今、人数としてはどのぐらいなんですか?」

小沢「いま、参加者が140人」

政井「かなり大きな勢力ですね、西川さん」

西川「この140人を纏めて、なんとかこの国難ともいえる今の状況を打開する道というのはないんでしょうか?」

小沢「いや、僕はあると思いますよ。あると思いますって当たり前ですけど、そのためには民主党政権がしっかりした国民の皆さんの支持を得られるような政権にならなきゃいけないということでしょ。だって支持がないところに強力な政策というのは実行出来ないですもん。ですからその意味で、私は国民の支持を得られて、そして仮に消費税であろうがなんであろうが、政策を実行するためには国民皆さんの支援の背景でやっていくということが政治の基本ですから、そのためには、じゃあどうしたらいいのかということをみんなが考えればおのずと解決策は出てくると思います」

西川「この勉強会でも、中ではエネルギーが問題になっていますが、原発については、原子力発電については小沢さんはどのようにお考えですか?」

小沢「これは原発、商業炉が始まってきた頃、科学技術政務次官というのを若い時やらされまして、その意味で多少知っているんですが、原発というのはあくまでも過渡的なエネルギーだと思ってます。今でもそうだと思います。と言いますのは、高レベルの廃棄物を処理する方法がないんです。これは日本だけじゃないです。全世界どこでも。ですから廃棄物を処理する方法がないということは、これをずっとエネルギーとしてやっていくということは不可能ということですよね。ただ、私の反省としても、ちょっと安易に原子力に頼り過ぎて新しいエネルギー開発に、力が余り注がれなかったんじゃないかという反省はしております。ですから、原子力は徐々に新しいエネルギーに変えていくべきだと思っています」

西川「いま、政府がなとか原発の再稼働、福井県の大飯原発に向けて色々やっていますけれども、これについては反対ですか?」

小沢「ですから、今言ったように原発を今すぐ全部止めろという意見ではありません。特に、個人のほうはみんな少し節約すればなんとかなりますけど、産業用のエネルギー、電気というのは一定量確保できなきゃ日本経済が回らなくなりますから、これは是非必要だと思うし、その意味では原発をすぐ止めろということはちょっと暴論だと思います。しかし、将来的に新しいエネルギーにどんどん変えていくという方向を取っていくべきじゃないかと思います」

政井「具体的には何を皮切りにエネルギー転換させていくために政治が出来るということはなんでしょうか?」

小沢「それはやっぱりエネルギー開発に予算をつぎ込むことでしょうね。例えば、ソーラーだって、太陽光だって、蓄電池をもっともっと開発できればいいし、自動車だって本当に高性能の蓄電池があれば十分出来るわけだけれども、ですからそういう技術開発を一緒にしていかないと。太陽のエネルギーは有り余るほどあるわけですから、そういう問題もある。風力もある。何もあるということになりますが、私はそういうところにもう少し予算も思いきってつけてやっていったらいいんじゃないかと思います」

政井「もうひとつ小沢さんに聞いておきたい大きなテーマがTPP。こちらへの小沢さんの立場、意見というのはどういったところになるんでしょうか?」

小沢「TPPについては要するに自由貿易。この原則は賛成です」

政井「自由貿易として大きく見たら」

小沢「自由貿易そのものについては当然のことで、自由貿易によって一番利益を享受するのは日本ですから。ですから、自由貿易という原則は賛成です。ただ、今回のTPPというのはアメリカの思惑が色濃くその背景にあるわけですよ。各国と言ったって日本とアメリカで殆どですから。生産力から言っても。そうしますと、アメリカときちんとバイで、さしで話の出来る政府の体制ならば何の心配もないんですけど、だけどなんとなく国民の皆さんの不安もそれに引っ張り込まれるとアメリカの言うとおりに何でもなるんじゃないかという不安なんですよね。みんなの不安は。だからそういう意味で政府がもう少ししっかりして、アメリカに言うべきことも言い、アメリカだって事情があるんですよ。アメリカの中でもTPP反対の人もいるんですからね。お互いに色んな問題を抱えてるんです。それをお互いに本当にはっきりと言い合えるかどうかというのが、大きく言えば日米同盟の基本でもあるんですよ。アメリカがそんなに日本を信用してるかというのは非常に疑わしいんですが、少なくとも日本はきちんとモノを言える。そして議論した末に合意したことは守ると。そういうスタンスがあれば何も心配ない」

政井「TPPは賛成?だけれども」

小沢「いいや、TPPの原則、自由貿易ということは賛成。だけど、現実問題としては建前のきれいごと以外の色んな同じ国どうしの色んな要素があるから日本政府がそれときちっと日本の国益を代表して主張できるなら何も心配ない」

西川「今注目を浴びている橋下大阪市長。『小沢先生の行動のほうが民主党の議員としては筋が通っている』これは消費税についてなんですけど、考え方が近いという事を受け取れる発言をしていますが」

小沢「消費税についての発言の一部だと思いますが、それよりもっと大きな問題として、さっきから僕も言っている統治の機構を全面的に変えると、こうおっしゃってますよね。それは本来は我々が言ってきたことなんですよね。それを全然手をつけないもんだから、橋下さんに全部お株を奪われちゃって、国民の支持も期待も橋下さんに行っているというのが現状なんですね。ですから、私たちは今、初心を思い起こして、この原点に返って、また頑張らないといけないと思います」

政井「まさしく名前も大阪維新の会という、さきほど明示の改革を思い出せとおっしゃってましたけども、橋下さんとは面識はもう既に」

小沢「2度、お逢いしたことがあります。一度は大阪で、あとはこの間、橋下さんと大阪府知事が永田町を挨拶に回った時にお会いしました」

政井「どんな印象を持っていらっしゃいますか?」

小沢「彼は国民皆さんを惹きつける資質を非常を持っていると思います。これは政治家の資質としてはとても大事なことで、その意味では本当に天才的な能力を持っていると思います」

政井「かなり高く評価されてますね」

小沢「いや、その点は。政治家というのは色んな点がありますから。それと、小泉氏もそうでした。ただ、小泉氏と違うのは彼が、だから統治の機構そのものを、国の機構そのものを変えないといけないと言ってるということです。小泉さんは郵政どうか、という話だけですが、この方はそういうことを言っている。ですからそういう政治理念と言いますか、そういうことを持っているということなので、なかなかの人だと思います」

政井「中央から地方へというところも小沢さんと共通するところがあると思うんですけれども、今後、連携とかということは視野に入りつつありますか?」

小沢「いやいや、それはどうのこうのという話じゃなくて、私が今言ってますのは、本来我々が言ってきたことを橋下さんに言われちゃってるわけですから、だから民主党が初心を思い起こせと言ってるわけです」

政井「どちらかというと危機に感じている。民主党から見れば」

小沢「民主党はだってこのままやったらたぶん全滅ですよ。選挙やったら。だって、実際に数字に表れてるんですから。ですからそういう意味で私は橋下さんに負けないように民主党の議員も本来の志を取り戻して欲しいと。それが最善の策だと思っています」

政井「民主党が負けないようにというところで、民主党がなかなか一枚岩になっていない。特にこの消費税増税でははっきりとTPP以上に亀裂を見せているような気がするんですけれども、野田総理はこの消費税法案について党議拘束がかかると発言されてますよね。これはすなわち、反対したら何らかの党からの処分の対象となるということなんですけども、これはかなり民主党という党の存在として危ないことじゃないかなと思うんですが」

小沢「今言ったことはどっちでもいいんですけれども、問題は党議(拘束)と言いますけれども、反対している者の主張は、あの時はもう一方的に執行部が議論を打ち切って『一任させてください。終わり!』と言ってやっちゃって決めたんですから、本当に党で決まったとは思ってないですよ。おかしいと。なんでもっともう少し時間をかけないんだと。これだけ急いで国会に提出しても審議が始まらないじゃないですか。それならあと一週間、もう少し議論していれば合意を得られたかもしれないじゃないですか。なぜ、あんな一方的に強権的なやり方で議論を打ち切るんだと。それを我々は認めることは出来ないという主張をしているので、ああいうことを一方的に打ち切って党議云々ということはちょっとおかしいと思いますが、それはまあどっちでもいいとして、やはりもう一度みんなで協力してやれるような民主党にしたいという気持ちは今も変わりません」

政井「まだ話し合いという場を望んでいらっしゃるという」

小沢「志を思い起こしてくれということ」

西川「野田総理大臣が小沢さんとお話しすると言ったらお話しされますか?」

小沢「いや、それは代表の命令であれば、私はお話ししなければならないですけれども、さっきから言いますように、私は党員資格もない立場で、党大会にも私は出席を認められてないんですから」

西川「野田総理のほうも、それは関係ないと。政策の為だったら話し合うということを向こうから言ってきたらいかがですか?」

小沢「話すのはいつでも良いですよ。いつでも良いけども、代表自身が僕を党大会にも呼んでもないわけですから、そうだけれども、というのはちょっと筋道が変だと思いますけれども、それでも話ししろ、というのであれば、拒みません」

<視聴者の意見>
アルカリ2号さん「個人的には賛成。消費税は等しく全ての人から徴収するので公平性が低いから」
グレールスタッフさん「デフレ、不況下での増税はGDP60%の個人消費を冷え込ませる。さらに納税義務者は価格転嫁が難しく、特に中小企業にしわ寄せがいく可能性が高い。なので反対」
OKMT1さん「等しく徴収する消費税に異論はないが、低所得者への負担は景気低迷の現状においてあまりに痛い」
ノバラさん「小沢さんの主張に賛成です。歴史上、不況下の増税や緊縮財政は需要を縮小させ景気を一層悪化されている」
政井「皆さんかなり踏み込んで考えてご意見をいただいていると思います。お聞きになってどんな印象を持たれましたでしょうか?」

小沢「みんなが真剣に考えていると思います。特に、若い人たちは税の問題であれ、あるいは年金の問題であれ、社会保障も強制年金であり、強制の医療ですから、税金と同じなんですよね。これについても僕は本当に深刻に将来ある人達、若い人たちは考えていると思います。そういう結果じゃないでしょうか?」

政井「これはちょっと勇気を持ってお聞きするんですけれども、こんなご意見も寄せられました。ツダコウジさん『小沢さんは何故嫌われる。実際に嫌われているのか。意見が衝突する場面が取り上げられそんな印象になるのか。ご自身ではどんなふうに思っていますか』というご質問をいただいてますがお答えいただけますでしょうか?」

小沢「そうですね、それはひとつはメディアが作り上げたイメージもありますけれども、たぶん嫌われてるというか、反対する人が仮に多いとすれば、僕は正当な議論、主張、自分の筋道は曲げないですから、たぶんそういうところが嫌がられるのかもしれませんね」

政井「これ、93年に出されました日本改造計画。70万部というかなりのベストセラーになった本ですけれども、今読んでも色々示唆に富んでいるんですが、この中で実現されていることもありますし、今、第二弾を書かれて、考えられているところですか?」

小沢「そうですね。時代が変わりましたから」

政井「どんなことを主に書こうと」

小沢「基本的には同じですけれども、それをもう少し政策論で言えば、具体的政策論とか、あるいは民主党になって年金の制度改革論もやってきましたし、そのことも含めまして、原稿はかなりできているんですけど」

政井「いつ頃、この」

小沢「いやまだ具体的にはありません」

政井「この本を書かれたのは93年の5月ということで、当時はまだ自民党にいらっしゃった段階で書かれて、その翌月には自民党を離党されて、新政党の代表幹事になられましたよね。今度も2冊目の本のタイミングが何か変化を呼ぶのかと、つい詮索してみたりするんですけれども」

小沢「そんなことはないですけれども。国民皆さんが政策的な問題に関心を持った時、あるいは政治的な動向に関心を持った時でないとみんなに読んでもらえませんからね」

政井「いま、かなり小沢さんに注目が集まっている時だとは思うんですけれども」

西川「今後、政界再編はあるんでしょうか?」

小沢「そうですね、ですから今僕は本来の民主党に返ってもらいたいということを本当に心から願ってます。それが最善の策。しかし、じゃあこのまま推移したらどうするんだということになりますが、このままだと本当にみんな集団自殺するみたいな、」たいへんな惨敗になってしまいます、選挙をやると。そうすると僕は、民主党内閣がダメになっても違う政党がきちんと内閣を組織できるような状態にあるならば、僕はそれはそれでいいと思うんです。民主党は言うことをやらなかったからつぶれたと。それは良いと思うんですが、現段階ではたぶん自民党も過半数を取れないです。では、いま単独で大阪の橋下さんが過半数を取れるかということになると、それも非常に難しいんじゃないかと。それではどこも過半数が取れないという状況になると、こういう世界的な大変化の時に日本の政治が全く混乱してしまうということが非常に心配です。ですから、その時はどうなろうが強い政権を作るということを考えなきゃいかんと思います」

西川「そのときには総理大臣としてやられますね」

小沢「いや、やれと言われればそれはやりますけども」

政井「9月には代表選がありますよね。そこに出馬は?」

小沢「いやいや、それはまだ先の話ですし、それまでに日本も世界もどうなるか分かりませんから」

政井「はい。今日は小沢一郎さんをゲストにたっぷりと生報道でお話をお伺いしました。ありがとうございました」

小沢「ありがとうございました」




*感想~まず、政井マヤという元フジのアナウンサーは他人が話している内容を自分に都合のいい部分だけをピックアップして偏向するというクセがあり、まさにフジテレビが得意とするような言葉狩りのクセが随所に見受けられた。これをおそらくジャーナリズムと勘違いして、小沢一郎氏に質問を当てて追及している気でいるところを見ると彷彿とするのが、あの読売の恒次という記者と同種の匂いを感じる。貧困なジャーナリズムしか教えられていない大手メディアの特徴だろうが相当な勘違いをしている模様。相手の話を最後まで聞き、その意図を汲むという一番必要な基本的な資質にかけているという点で、徐々にこの日経の目的が露呈する。後半になり、益々顕著になり、あからさまな決め打ちのような質問を繰り返し、政井は小沢氏が話し終わらないうちに自分で勝手に解釈し言い換えるという所業を何度も繰り返す。しかしそのほとんどを小沢氏に訂正される。それはつまり理解力が欠如しているということ。その様子をダンマリ見ている日経の西川という人物が何を聞くかというと、今増税しないと国際的な信用を失うという財務省の筋書きに則ったものを踏襲し、逆に小沢氏にあっさり正論でぐうの音も出ないほど論破される無様な醜態を晒す。で、結局は既得利権のケツを舐めるようなマスコミ特有の似非評論家バリの質問をする西川氏は、要は官僚(主に財務官僚)やマスコミが知りたがっているような今後の小沢氏の政治動向について探りを入れる。「国民生活」とか「国民」は口にはすれど、その建前のうわべだけの言葉しかないので、そこにはそれよりも日経が経団連をバックにしているような一部の大企業の本音が見え隠れする。増税しないと国際的な信用を失うという財務省ロジックに乗っかる西川の言葉の本質を突き詰めるとそれはまさに「日本経済」という名を語るに堕ちるとまで言ってのいいくらいだ。予め、用意周到に小沢氏を攻略しようと役割分担していたであろうが、この執拗な愚問を繰り返す政井、西川という二人に対し、胆力と正論で返す小沢氏は奇しくも彼ら二人の浅はかさ、不勉強さを浮き彫りにした番組だったように思う。

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