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【帝国アメリカと中南米】ラテンアメリカに敵対するアメリカ帝国とCIA【第一部】(転載)


日本語訳付き→元CIAエージェントがアルカイダは存在しないと説明

↓ラテンアメリカに敵対するアメリカ帝国とCIA【第一部】(転載)
http://doujibar.ganriki.net/translations/1-08.CIAcontraAmericalatina.html


    


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 ラテンアメリカに敵対するアメリカ帝国とCIA

                               「尊厳・主権・反戦平和の法廷」(エクアドル)

この訳文は季刊『真相の深層』誌2005年夏、秋、冬号に3回に分けて寄稿された記事に、加筆訂正を施したものである。
(訳者より)
この論文は、2005年2月に、エクアドルの「尊厳・主権・反戦平和の法廷」という団体からインターネット情報誌「表現の自由のためのレッ・ボルテール(スペイン語版)」に3回に分けて寄稿されたものである。原文はスペイン語だが、レッ・ボルテールには英訳文も同時に掲載された。
http://www.voltairenet.org/article123921.html
http://www.voltairenet.org/article123981.html
http://www.voltairenet.org/article123984.html

 また数多くのスペイン語圏の情報誌がこの論文の配信を受け、中南米とスペインのみならず、ヒスパニック人口の多いアメリカ合衆国内にも知れ渡るものとなった。

 論文製作にあたった「尊厳・主権・反戦平和の法廷(原文Tribunal Dignidad, Soberanía y Paz Contra la Guerra)」という団体については、第1回目の寄稿で次のような簡単な自己紹介がなされている。
『これはエクアドルの知識人、社会団体の代表者の集まりであり、米英軍によるイラク侵略開始時にキト大学で模擬法廷を形作った。』
 おそらく用心のためだろうが、これ以上の紹介はなされていない。
 今までにも、中南米諸国に対するアメリカ合衆国とそのエージェントCIAによる略奪と破壊工作に対する研究、告発は数多くあったが、この文章ほど詳細に具体的にまとめられ、かつ読む者の心を強く打つものは少ない。それは、現在まで米帝国にその主権と誇りを踏みにじられ自ら発展する可能性を最も激しく奪い去られてきた国の一つであるエクアドルからの、「血の叫び」とでも言うべきものだからであろう。

 アメリカ合衆国は、CIAや統一教会を手先として、今日のアフガニスタンやイラクのはるか以前から、ラテンアメリカの主権国家を破壊し資源と富を略奪し、テロによって人間の尊厳を蹂躙し続けてきたのである。中南米の現代史を見るならばアメリカが世界最大のテロ国家であることが納得できるはずだ。そのような吸血鬼国家米国にあくまで属国として付き従い、またその魔性と横暴さに愚直に振り回され続ける日本政府の姿勢はもはや一刻も早く終わらせなければならない。「地獄へ道連れ」ならともかく、途中で捨てられ地獄に放り込まれるのみだろう。

 第2次世界大戦の「自由主義と全体主義の対決」、冷戦時の「民主主義と共産主義の対決」に続き、「安全な民主主義とテロリズムの対決」という新たな虚構の対立構造が捏造され、さらに失敗に終わった「対テロ戦争」の幕を、テロリストとしての自らの悪事を覆い隠しながら、降ろそうと企みつつある現在、このアメリカ帝国とCIAの実態の再認識は決定的に重要な意味を持つものと思われる。なお、キッシンジャーとCIAの謀略によって1973年にサルバドール・アジェンデ政権を倒したクーデターが起こったのが、偶然にも9月11日である。この日はよくよく悪魔の着きやすい日であるらしい。
 さらに留意しなければならないことがある。1973年に米国とオプス・デイの手先となって誕生したピノチェット軍事独裁政権が推し進めた経済政策が、いわゆるネオリベラル経済の最も早期の例である。そして1980年代レーガン政権時代を通して、米国は中南米各国の反米政権を残虐に打ち倒しながらにこのネオリベラル経済を押し付けていった。その時代に米国の権力構造の中で急激に成長し次第に米国の中枢を乗っ取っていったのがいわゆるネオコンの勢力である。彼らの多くがイラン・コントラ事件に関与している。そのルートはイスラエルと亡命イラン人の人脈である。また同時に、そのネオリベラル経済を中心的に推し進めていった勢力が後にクリントン政権を支配することとなる。「ユダヤ・ロビー」として帝国を意のままに操る勢力はラテンアメリカ民衆の生き血をすすって肥え太っていったのだ。彼らは昔からテロリストであり吸血鬼だったのである。この論文が書かれたときと現在とでは中南米を取り囲む状況が大きく変化している。しかしこの帝国とCIAの本性は当面変わらないだろう。いつ何時、新たなより巧みな詐欺とペテン、そして暴力の形態を持ち込むかもしれない。ラテンアメリカは常に注目をしておかねばならない場所である。

 この日本語訳は、スペイン語原文を元に英訳文と付き合わせた上で、慎重になされた。なお[1][2]等の注釈は訳者によるものであり、各章ごとに注解をつけておく。

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ラテンアメリカに敵対する米帝国とCIA
             「尊厳・主権・反戦平和の法廷」(エクアドル)  

《この団体(中央情報局-CIA)は(米国の)国際的な政治工作における第一の駆動力である》
Harry Ramson著:The Central and National Security

【第1部】

 我々の偉大な国であるラテンアメリカは、常に世界のどこよりもあらゆる社会的、経済的、政治的そして文化的な難題を与えられてきた。しかしラテンアメリカが耐えなければならない最大のそして最も深刻な問題は、アメリカ合衆国とその帝国的な態度と行為である。

 アメリカ合衆国は、20世紀の90年代以来、世界の超大国となっており、その帝国としての働きで世界の主人になろうとしている。そしてラテンアメリカにおいて、果てることの無い侵害と押し付け、CIA、DEAやその他の諜報機関による耐えがたい干渉と攻撃の中に、その目標に向かって米国が打ち出す一連の戦略が満ち満ちているのだ。それらの諜報機関は、自由と民主主義、人権擁護といった装われたに過ぎぬ価値のため、と称し、常に異常なほどの冷笑と侮蔑をもって、米国の政治・経済的な利益を守るために、我々の国々に対してあらゆるタイプの暴力と犯罪を行うのである。米国はこの目的のためにCIAを通してラテンアメリカの選挙と民主的なプロセスに直接に介入する。だからこそ彼らはマスコミの中で心理戦争計画を発達させてきたし、何百万ドルという投資をしてきた。こうやって米国は、例えば、チリのサルバドール・アジェンデ、ニカラグアのダニエル・オルテガの勝利に敵対した。ブラジルやホンジェラス、エルサルバドル、グアテマラでも同様だった。このような断言を証明しようと思うなら、ラテンアメリカの新聞や、米国とラテンアメリカ、ヨーロッパとアジアの人々の書いた本のページをめくってみるだけで十分だろう。

 これらは、数多くの研究、論文、分析、雑誌、社会的メディア、様々な文書センターと米国やヨーロッパやラテンアメリカの大学によって成された作業の根本的に重要な結果である。知識人、教師と教授、政治家、社会科学者、種々の思想を持った市民団体、さらにはCIAの元局員や米国政府関係者でさえもが、この帝国主義的な行動、特にホワイトハウスと経済・政治的権力の命令を受けた諜報機関員によって展開された謀略的な作戦を容赦なく批判する。

 我々のラテンアメリカには、主権、独立と尊厳を守るために激しい戦いを繰り広げる政府が現れている。それはブラジル、ベネズエラ、アルゼンチンであり、その他、ウルグアイ、パラグアイ、そして時にはチリとパナマも次第にその中に加わりつつある。一方ではコロンビア、エクアドル、ペルー、およびほとんどの中央アメリカやカリブ海諸国が、IMFやBIDの政策による支配に繋ぎとめられるような決定をしているため、従属、屈辱と絶望の状態が続いている。そしてCIAが我々の国々で悲惨さと荒廃と死の種を蒔いているのだ。

 1963年に米国中央情報局はカルロス・フリオ・アロセメナ・モンロイ大統領を追放し、人権無視を特徴とする薄汚い軍政を設置した。彼らは進歩的で民主的なエクアドル人たちを投獄し追放しそして殺した。

 1981年には、アブダラー・ブカラム元大統領と他の人々によると、CIAがハイメ・ロルドス大統領とその随員が移動のために乗っていた飛行機を破壊したのだ。そして全員が死亡した。

 現在では、米国はエクアドル政府に対して、国際刑事裁判所で米国の軍人と民間人による戦争犯罪、人間性侵害の犯罪と虐殺の罪を問わない新たな合意を求める「脅迫状」を使って、圧力をかけている。忌まわしい攻撃に移る前に免責されること、帝国的テロを行う前に免責されることこそが米国の狙いなのだ。

我々のラテンアメリカに対する米国の侵略

 これは恐怖と死についての終わりの無い物語のようである。この帝国の利益にとって『危険である』と見なされた男や女たちが、犯罪者という野蛮な非難、嘲り、そして屈辱の中で、命を落としてきた。それらはホワイトハウスとペンタゴンの横暴で拡張主義的な精神の中から、あるいは世界を支配する野心に満ちた贅沢な米国企業の経営者室の中から、生み出されてきたものだ。ドルを使い、我々の国々の天然資源を略奪する様々な形態を用いて、である。

 拷問道具の政策、ドルと汚職の政策、詐欺と嘘の政策、銃眼と軍事侵攻の政策、米国国家安全保障の政策、多国籍企業の神聖なる利益防衛の政策、我々の国々への卑劣な内政干渉の政策、政府に対する脅迫と賄賂あるいは不正な支払いの政策が、帝国的な支配戦略の一部を成している。それは、第2次世界大戦後の一九四七年に諜報と国家安全保障、軍事・地政学的な侵略の専門家たちが中央情報局つまりCIAの設立を決めた時以来、打ち固められてきたものである。CIAは米国国家安全保障法の申し子だったのだ。

CIAは世界中で、特に我々のラテンアメリカでは、犯罪国際局(the Crime International Agency:CIA)となっている。CIAは米国憲法に違反した異常なまでの権力を身につけている。それは殺す、陰謀を練る、政府を転覆する、クーデターを起こす、国々の経済を破壊する、洗練された拷問法を教える、投獄する、追跡する、そして人々を消し去るライセンスを持っている。CIAは心理戦、大量破壊兵器、妨害とテロ、武器、そして麻薬密輸の専門家をそろえている。

 彼らは年間何百万ドルという予算を持っている。それは、政府を転覆させ、ストライキを起こさせ、強力な爆発力を持つ爆弾を仕掛け、良心を金で買い、その国と外国のエージェントたちを政府の要職につけ、情報と事実を捻じ曲げるための広報手段としてマスコミの一部を買い取り、不正確な情報や嘘をつたえる、という諸目的のためである。彼らは『敵』を抹殺するときには道徳も良心の呵責も持たない。CIAはその惨めなまでに有名な騙し作戦を使って世界中で『仕事をする』米帝国の犯罪の手段である。CIAは死と破壊を作り出す陰惨な組織、要するにそれはスパイ組織であり、人権と自由を侵すエキスパートなのだ。

 ラテンアメリカ諸国で、百回以上にわたってアメリカ合衆国によるある種の侵略攻撃の犠牲者にならなかった国は存在しない。

 中央情報局CIAは、1954年にグアテマラの大統領ハコボ・アルベンスを詐欺的な手口で追放した。アルベンスが、特にユナイテッド・フルーツの利益を損なわせる農業改革法を宣言し、国民的な大統領となったから、ただそれだけの理由である。

 1965年の4月28日、ドミニカ共和国は米国による侵略を受けた。それは合法的に選ばれたフアン・ボッシュ政権のCIAによる追放に続いて起こったことだ。

 チリ、アルゼンチン、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル、ボリビア、ペルー、そしてエクアドルは、米国と国際資本の神聖なる利益の犠牲にされてきた国々である。ラテンアメリカは『国際共産主義』に対抗する米国の戦いの舞台となった。そしてそれを口実にして、米国はクーデターを画策してファシストの独裁を作り上げ維持したのだ。それらの独裁国家は抑圧的な警察と軍隊によって形作られ、集団的な殺害には飽き足らずむごたらしい拷問と無実の人々の暗殺、数万人もの男女と子供と若者を行方不明にさせた。CIAとFBIは、『コンドル作戦』[1]に組織的に加担した。そしてそれはファシスト独裁の期間に、独裁者の犯罪国際局(Crime International Agency:CIA)に転身した。それはラテンアメリカで数万もの男女を殺害し拷問にかけたのである。

 1973年9月11日、米国とCIAは、チリの大統領サルバドール・アジェンデを打ち倒し死に追いやる軍事クーデターを起こさせた。

 80年代には中央アメリカが革命に敵対する米国の戦争の実験場と変わった。CIAと米帝国の数万の軍隊とその手先たちがグアテマラ、ホンジェラス、エルサルバドル、そしてニカラグアに配置させられた。それぞれの国の、または国際的な人権擁護団体の控えめな数字でも、彼ら自身と傭兵たちの手で25万人もの中央アメリカの人々が殺され行方不明にさせられた。

 ニカラグアではいくら殺されたのか知るすべも無いほど大勢の人々が殺害された。血に飢えた『タッチョ・ソモサ』[2]を打倒したサンディニスタたちと戦うという口実を設けて、彼らは『コントラ』として知られる傭兵部隊を作り上げ、それを使ってニカラグアの民衆に対して莫大な犯罪を行ったのだ。コントラの傭兵に給与を支払うために、CIAはあの不名誉なイラン・コントラと呼ばれる作戦を重ねていた。そこでは、米国政府と議会によって禁止事項とされていたにもかかわらず、イランに武器を売った。次に、彼らは米国の消費者に対して販売するために麻薬を買った。そしてその稼ぎで武器と爆薬の代金、およびニカラグアの人々を殺し傷つける傭兵たちの給料に充てたのだった。

 このような事実によって、この帝国と『民主主義を守るために』戦うエージェントたちの二枚舌的なモラルが明らかに示される。実際には彼らはすべての国々の人権と自由を踏みにじるのだ。

 1983年に小さなグレナダ島はこの帝国の残虐な攻撃による犠牲者と化した。大統領のモーリス・ビショップが殺害された後だった。当然ながらこれにはCIAが加担している。

 エルサルバドルの場合は、CIAはまずベネズエラのエレラ・カンピンス政権[3]を支配し、そのカンピンスがナポレオン・ドゥアルテ大統領[4]に兵器と備蓄食料を贈ったのだ。ドゥアルテは米国とCIAに支配された男だった。

 この45年間、キューバはこの帝国政府と薄汚いCIAの犠牲者・殉教者であり続けている。この国は、皆殺しのための封鎖、ヒロン海岸での海軍による攻撃、破壊工作とあらゆる形態のテロリスト攻撃に、英雄的な精神で耐え忍んでいる。彼らの攻撃は、出血性デング熱やタバコのベト病や豚の熱病を引き起こす化学・細菌戦争にまで及んでいるのだ。

 コロンビア作戦はパストラナ政権[5]の間にひねり出された。当然だが、米国国務省、CIAおよびペンタゴンのアドバイスと作戦と命令を受けたものである。この計画は米国政府に、帝国に対する完全な服従のサンプルとして『提出』された。クリントン政権は即座に軍と30億ドルにのぼる経済『援助』を送り込み、それはコロンビアの人々に敵対する情け容赦のない力を解き放つ役割をした。この計画の名目は麻薬密輸との戦いである。この言い訳は米帝国の陰謀を覆い隠すものだった。その真の目的はFARC-EPとELN[6]の解体である。

 ディワインとグラスリィの両上院議員はこの『平和のためのコロンビア計画』に賛成し、カヴァーデルはそれをS1758法案[7]に作り変えた。それが『アリアンサ(同盟)』法案という名前で書き換えられたのは米国議会での議論と承認を得ることができるように、である。

 この計画は、今や『愛国法』へと発展したのだが、暴力、人権の制限あるいは否定、軍事的拡張、そして集中的な軍事衝突を拡大させてコロンビアを本物の血と死と破壊的な馬鹿騒ぎがのさばる場へと変えることを意味している。

 しかしこの状況に関して最も深刻なものは、米国がコロンビアを何百人ものヤンキー部隊、CIAとDEAが集まる巨大な軍事基地へと変えてしまったことである。戦争は徐々に他国を巻き込み始め、彼らはラテンアメリカの軍隊がコロンビアの紛争に直接に加わり地域紛争化させるように仕向けているのだ。このようにしてラテンアメリカの人々は南米における米国の地政学的利益を守るのであろう。

 ラテンアメリカで最も貧しいハイチは、この帝国の干渉主義に繰り返し繰り返し犠牲になっている他の例である。最近のアリスチド大統領追放は人々に対する軍人や準軍人による暴力の再燃を引き起こしたが、フランスのジャーナリストであり作家であるヴォルテール・ネット[8]のティエリ・メイサンはハイチのクーデターに関して、それは2003年の夏に米国とフランスによって合意されたプランの産物である、と断定する。この言葉はキューバのジャーナリストであるエドゥアルド・ゴンサレスによっても引用される。

 米国はハイチにFOLと呼ばれる新しい軍事基地を建設するだろう。そこはカリブ海地域にある他の基地を補完することになるだろう。そしてペンタゴンとCIAによってアルバとクラカオ[9]にあらゆる種類の軍事用輸送手段が置かれることになる。これらに、米国がエルサルバドルのコマラパやエクアドルのマンタ・バセに持つ軍事基地、ペルーやボリビア、アルゼンチン、チリ、そしてアマゾン盆地の空軍遠征部隊の新しい基地の施設が加わる。それらは米国コロラドスプリングスのシーヴァー空軍基地の中に置かれる軍事宇宙センターと接続されるべきものである。

 帝国の最終目的は、我々の国々に大きな政治的軍事的な圧力をかけることに加えて、この地域を完璧な形で厳しくコントロールし、ラテンアメリカを新植民地へと変え、支配戦略を打ち固め、そして当然のことながら、天然資源を、特にアマゾンの膨大な水と酸素の支配権を手に入れることである。

 アルゼンチンのジャーナリストであるカルロス・ファシオはリベラシオン[10]の記事を引用して次のように言う。米国の採用する手段、プロセス、軍事的そして政治的な行動は、『超保守的なヘリティジ基金』の陰にその姿を隠している。この基金は共和党に大きな影響力を持ち、キューバとベネズエラの『テロリスト』に対する南部司令部の役割を強化するように勧めた。しかし、コロンビア計画や南米アンデス地域構想で起こっていることと同様に、ハイチのFOLは、キューバとベネズエラに対する偶発的な軍事攻勢を作り上げるだけでなく、石油と天然ガスの豊富なメキシコ湾でのワシントンの『安全』を確保することに貢献することだろう。

 世界は戦争の恐ろしさを知っており、同時に米国の戦争が、国際法で保障される人権、自由、尊厳、独立を完全に否定するものであることも知っている。いつまで世界はこの帝国の全面的な存在の仕方と全地球的な抑圧行動に耐えることができるのだろうか。

【注解】
[1]1975年に生まれた南米6カ国間の情報調整・安全保障システム。実質的には国際白色テロ・ネットワークである。
[2]ソモサ政権は1937~79。当初より米国の支援と支持を受けた長期独裁政権。79年のサンディニスタによる革命で終了した。
[3]ルイス・エレラ・カンピンス政権は1979~83年。
[4]エルサルバドルのナポレオン・ドゥアルテ政権は1980~89年。
[5]コロンビアのアンドレス・パストラナ政権は1998年~2002年。
[6]FARCコロンビア革命武装勢力(その軍事組織がFARC-EP人民軍)、ELN民族解放軍、ともに1964年結成。
[7] Alliance with Colombia and the Andean Region (ALIANZA) Act of 1999 (S.1758)
[8]フランス語版Résau Vortaire、スペイン語版Red Vortaire。アラブ語版、英語版、イタリア語版、ロシア語版がある。ここでは英語風にヴォルテール・ネットと表記する。フランス語版 http://www.voltairenet.org/fr  
スペイン語版 http://www.voltairenet.org/es  英語版 http://www.voltairenet.org/en
[9]ArubaとCuracaoはベネズエラ沖にある島で、観光地としても有名。
[10]フランスの新聞Libération。



*拙ブログ記事<【外交公電】ウィキリークス:中南米での影響 Democracy Now!より~「米国は長年に渡り、中南米諸国に対し帝国主義の悪質な干渉をしてきた」><【中南米の革命メディア事情】反米化するラテンアメリカから見える日本のいま (Democracy Now!より)<続編>>に関連して、非常に勉強になる。

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