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【孫崎享氏】アメリカに潰された政治家たち「吉田茂描くNHK大型ドラマに大きな欺瞞あると指摘」などNEWSポストセブンより

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孫崎享氏 吉田茂描くNHK大型ドラマに大きな欺瞞あると指摘
NEWSポストセブン2012.10.16 07:00 
 http://www.news-postseven.com/archives/20121016_149227.html
 戦後日本の礎を築き、いまなお「大宰相」と称される吉田茂・元首相。彼を主人公とした大型ドラマがこの秋、NHKで放送され、話題を呼んだ。だが、「このドラマには大きな欺瞞が含まれている」と、元外務省国際情報局長の孫崎享氏はいう。近著『アメリカに潰された政治家たち』(小学館刊)で「アメリカにとってもっとも都合のいい“ポチ”」と指摘した吉田の実像が、ドラマでは全く描かれていないというのだ。
「君が総理になることを許したのは、私が日本でした最大の失敗だ」
「戦争で負けたが、外交では勝つ。それが私の信念でした」
 ドラマのクライマックスで、GHQ(連合国軍最高司令官総司令部)最高司令官を解任されたマッカーサーと吉田の会話である。
 NHKドラマ『負けて、勝つ~戦後を創った男・吉田茂~』の放映が完結した(9月8日~10月6日まで全5回)。敗戦直後の外相・首相就任から1951年のサンフランシスコ平和条約と旧日米安保条約の締結までを中心に、日本の独立にかけた吉田の信念を描いた作品だ。吉田役が「ハリウッド俳優」渡辺謙であることひとつとっても、NHKが力を入れた作品だったことがうかがえる。
 視聴率は初回11%から最後は8%弱まで落ち込み、満足できる数字とは言い難かったが、「戦後史の勉強にもなるし、骨太で見応えがあった」(民放ドラマ制作関係者)と評価は高い。
 だが、この内容こそ問題だと、孫崎氏は指摘する。
「ドラマの冒頭には毎回、『このドラマは歴史に基づいて作られたフィクションです』という断わりがありますが、多くの国民はやっぱり実話をもとに作られたドラマだと思って見ます。フィクションだからといって時代考証をおろそかにしていいわけではありません。
 たとえば、身長184センチの渡辺謙が、155センチしかない吉田を演じている。米国側、たとえばマッカーサーと対峙したときには、この差は全く違った印象を与えます」
 作中、吉田は一貫して「被占領時代にもかかわらず、マッカーサーにいいたいことをいい、アメリカと対等に渡り合った人物」として描かれ、マッカーサーに「面倒な男」と評されている。言いなりにならない相手というニュアンスだ。吉田が初めてGHQに車で乗り付ける場面では、MPに裏口に回るよう指示されると、吉田はこう言い放つ。
「俺は日本国を代表してマッカーサー元帥に会いに来た。なぜ裏口からコソコソ入らにゃいかんのだ」
 孫崎氏は、こうした吉田像は史実と異なるという。
「ドラマとは異なり、実際は吉田茂がアメリカに抵抗した痕跡などどこにも見られません。むしろ日米安保条約と日米行政協定(現在の日米地位協定)を締結し、対米隷属の基礎を作った人物です。吉田本人も著書の中で、『鯉はまな板の上にのせられてからは包丁をあてられてもびくともしない』と、GHQに対して全面的に服従する姿勢で臨んだと明かしているのです」(孫崎氏)
 日米安保条約と同時に締結された行政協定によって、「米軍が治外法権を持ち、日本国内で基地を自由使用する」ことが取り決められ、それは現在まで概ね変わっていない。さらに、当時の国家予算は1兆円弱だったが、吉田茂は在日米軍維持費に毎年550億円も支払うことに合意していた。
 にもかかわらず、ドラマではほとんど逆の人物像に描かれた。孫崎氏が特に問題視するのは、吉田と、その長男で英文学者の健一が対峙する場面だ。
「健一は吉田を『マッカーサーの奴隷』と批判し、自主自立路線を主張するが、吉田は『政治の実態を知らない子供じみた理想論』にすぎないと一蹴する。その言葉に説得力を持たせるためか、当時健一は40歳近かったにもかかわらず、20代の若い俳優(田中圭)が演じています。吉田の路線が現実的には正しかったと見せたいのでしょう」(孫崎氏)
※週刊ポスト2012年10月26日号

中国スパイ事件 TPP反対派を抑えるため米国に仕組まれた説
NEWSポストセブン2012.10.17 16:00 http://www.news-postseven.com/archives/20121017_148222.html

 元外務省国際情報局長の孫崎享氏は、新刊『アメリカに潰された政治家たち』(小学館)で戦後政治史においてアメリカの“虎の尾”を踏んで失脚した政治家たち12人を紹介している。その他にも、最近では「中国スパイ事件」に連座してある政治家が失脚した事件に、実はアメリカの影が見えるという。以下、孫崎氏の解説だ。
 * * *
 2012年5月に、在日中国大使館の一等書記官が、外国人登録証明書の不正更新の容疑で警視庁から出頭要請を受ける事件が起きました。この書記官は鹿野道彦農林水産相(当時)と接触をもっていたため、スパイ容疑が浮上。結局、鹿野農水相は、直後の2012年6月の内閣改造で交代を余儀なくされました。
 しかし、この書記官はスパイというより、立場を利用して投資ブローカーをしていた人で、むしろ中国側が処罰すべきで、日本側が騒ぐような案件ではありません。こう言うと失礼かもしれませんが、農水省にそれほど重要な機密があるとも思えません。
 鹿野農水相はいわゆる“農水族”議員で、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)には反対の立場を取っていました。日米首脳会談で渡米して、TPP参加を表明したい野田首相にとっては邪魔な存在だったのです。
 鹿野氏の更迭後に第二次野田内閣で農水相に就任したのは郡司彰氏です。郡司氏は「TPPを慎重に考える会」の副会長も務めるなど、明らかにTPP反対派でした。ところが、入閣して数日後には「これからは閣僚の一員として行動をとる」と、野田内閣のTPP推進に協力すると宣言しているのです。
 つまり、中国外交官スパイ事件は、マスコミの力を利用して、TPP反対派の閣僚のクビを切ってすげ替えるために仕組まれた事件だったと私は見ています。
※『アメリカに潰された政治家たち』より抜粋

小沢一郎氏 失脚の引き金となった2009年2月の発言とは?
NEWSポストセブン2012.10.21 07:00 http://www.news-postseven.com/archives/20121021_148224.html

 ベストセラー『戦後史の正体』(創元社)が話題の元外務省国際情報局長・孫崎享氏は、新刊『アメリカに潰された政治家たち』(小学館刊)で、アメリカの虎の尾を踏んで失脚した政治家12人を紹介している。そのなかの一人が、「国民の生活が第一」代表の小沢一郎氏だ。小沢氏はなぜ米国に狙われたのか、孫崎氏が解説する。
 * * *
 私は米軍情報部が人材リクルートのために製作したプロモーションビデオを見たことがあります。その映像では情報部の活動の一端が紹介されているのですが、オサマ・ビン・ラディンなどとともに小沢一郎氏の写真が映し出され、私はハッとしました。彼らにとっては、小沢氏に対して工作をしていることなど、隠す必要がないほど当たり前のことなのです。
 2009年2月24日の記者会見で、小沢氏は「軍事戦略的に米国の極東におけるプレゼンスは第7艦隊で十分だ」と語りました。小沢氏はこれでアメリカの“虎の尾”を踏んだのです。
 この発言から1か月も経っていない2009年3月3日、小沢氏の資金管理団体「陸山会」の会計責任者で公設秘書も務める大久保隆規らが、政治資金規正法違反で逮捕される事件が起きました。しかし、贈収賄が行なわれたとされるのはその3年以上も前で、あまりにもタイミングが良過ぎます。
 なぜこういうことが起きるのかというと、米国の情報機関は、要人の弱みになる情報をつかんだら、いつでも切れるカードとしてストックしておき、ここぞというときに検察にリークするからです。
 この事件で小沢氏は民主党代表を辞任しました。その後、民主党への政権交代が起き、鳩山首相が誕生したのですから、もしこの事件がなければ、小沢氏が首相になっていてもおかしくなかったのです。この一連の事件は、ほぼ確実に首相になっていた政治家を、アメリカの意図を汲んだ検察とマスコミが攻撃して失脚させた事件と言えるのです。
※『アメリカに潰された政治家たち』より抜粋



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