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【死の商人:米軍需産業】オスプレイ配備の真相~オスプレイ・無人偵察機購入検討という米国支配による日韓軍事下請け化

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昨年8月4日の拙ブログ記事でBS11で放送のあった「オスプレイ配備の真相」について田中宇氏が出演された番組を取り上げ、田中氏だけの発言だけを要旨として簡略化して書き起こした(Tw数に感謝)。あれから、沖縄オスプレイ問題もさることながら、野田政権が「これ以上待ったなしだ」という「財政規律」のために自公民の三党合意で「増税」を強行し、その後、再び三党合意で、その三党合意増税を自ら破る「今後3年間無尽蔵に国会チェックなしで国債を発行できる」という矛盾もいいところ、無茶苦茶な約束をし、さらに「増税分は「社会保障のみに使われる」という約束事も三党談合によって「風穴」が開けられ、復興予算19兆円の無駄遣いと同じような事が可能だということが判明しているが、そこで急に野田が、民主党自ら壊滅することを分かっていながら自民党安倍と事前秘密合意によって、その翌日の茶番劇で「解散」に打って出た。公示前からメディアが「生活」隠しを行なってきたのも、まずは自公を勝たせること、そして民主党を少数に追いやること、野田サイドからすれば、自分たちだけ生き残ればいい、そして、万が一の保険として「第三極」は維新しかいないことを国民にすり込むこと、のスケジュールに沿って、いくつものオプションを想定して世論誘導が行われたあげくの選挙結果と相成った。


    


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沖縄では、米兵による婦女暴行事件、家宅不法侵入など、いくら小手先で外出禁止令を行なったところで、戦闘員として育成された戦争マシーンに制御は効かない。本質的なところ、それは日米安保のあんこ部分、日米地位協定の改定であるが、それに触れさせないために、ルース大使は神妙な演技を見せ、火消しに躍起となる。日本の御用マスメディアも、日米地位協定の改定世論の高まりを抑える属国の役割を果たす。公共放送である「みなさまの」NHKなどは、米兵の事件を「沖縄返還後7件」と矮小化し、それがニューヨークタイムズにも報道されたという。アジア女性資料センターによれば、実際には「127件」であり、質問状を出し、訂正を求めた。
詳細はこちらで分かる→・アジア資料センターajwrc.org/jp/modules/bulletin/index.php
               ・日本報道検証機構gohoo.org/alerts/121025/ gohoo.org/false_reports/012/
オスプレイに関しても、森本防衛大臣が、就任以前には「オスプレイは未亡人製造機と言われている」と危険である認識があったにもかかわらず、立場が変わると一転して、自ら試乗するなど官僚の手のひらのパフォーマンスで安全性をアピール。しまいには、野田が「日本からどうこう言う話ではない」と発言し、首相自ら日本が属国であることを認めてしまっていたわけだが、その「オスプレイ」について、未だ御用大手新聞マスメディアは、その本質を伝えようとしない。また、無人偵察機の話についても、導入を検討しているというアメリカの国務省下部機関になり下がった防衛省。韓国でも「無人機導入」に関して、その価格が倍以上するという報道がなされている。韓国の中央日報では訓練から全てパッケージで4機を購入すると12億ドル(約1017億2400万円)するんだそうだ。韓国では北朝鮮の脅威、日本では尖閣で中国の脅威を煽られ、財政危機の米国が「死の商人」たる軍需産業の武器輸出戦略にまんまと乗っかる属国の日韓。また、韓国は無人機のほかにも攻撃用ヘリを36機購入に意欲的だという。今頃は契約が締結したかもしれない。
孫崎氏によれば、日本は、以前にも高価なP3Cという哨戒艇を大量購入した時も、シーレーン防衛だと言われていたが、実はあれは当時ソ連が米国本土に核を撃ち込むための潜水艦を見つけるためだったと言う。今は冷戦構造が崩壊し、新たに経済大国となりつつある中国に対し、米国がとる2つの戦略のうちの軍事的な意味合いのほうで、相変わらず日本が使われることになる。
そもそも経済的な結びつきで言えば、日本だけでなく、中国を抜きにはできない今の米国を鑑みれば、片方の手で中国と手を携えながら、もう片方の手で中国を封じ込めると言う戦略の後者のほうに日本がプロットされている。それは日本国民が望むか望まざるかにかかわらずだ。米中新冷戦というなら、それはオフショアバランシングで日韓が対中国対北朝鮮の米国本土を守る米軍の先兵としての役割を担うだけであり、アジアの一員である「日本の国益」「韓国の国益」に適うわけがない。(ちなみに韓国でも「不正選挙疑惑」が持ち上がっており、「再検証を求める」オンライン署名は何と20万人を超えているとのこと)

では、日本のマスコミが国内の右傾化世論を何のために煽りたてるのか。盛んに尖閣の危機を煽りたて、「オスプレイの必要性」「無人偵察機の必要性」を偽装するのか。その本質はどこにあるのか。なぜ彼等は本質を報道しないのか、という点から、田中宇氏のBS11「オスプレイ配備の真相」を今度は会話として文字に起こした(前半部分)ので、読んでいただき、「官僚、米国の利権が第一」の大手新聞マスメディアのウソを見抜いて頂くよう、認識を共有したいと思う。緊張を高め、軍事衝突から紛争へと発展しかねない状況であるが、実際に戦闘に行くのは自衛隊員であるが、いま自民党がひそかに目論んでいるのは「集団的自衛権の行使」ができるような憲法改正であり、その先にある「徴兵制」である。そうなれば、ネトウヨだろうがネトサヨであろうが、特に若い低所得者が、「日本の防衛」とは無関係に米国の戦争に付き合わされる羽目になる。これらマスコミも含めた一連の世論誘導の動きはそれぞれ連関性がないわけない。そのための知識を得、そして行動までが喫緊の課題であるという危機感を共有すべく。

オスプレイ、自衛隊に導入検討へ 防衛省、調査費を計上
日経2012/12/30 19:25
 防衛省は在日米軍が米軍普天間基地(沖縄県宜野湾市)に配備した垂直離着陸輸送機オスプレイの自衛隊への導入について検討に入る。2013年度予算案に約500万~1000万円の調査費を計上する方針だ。性能や訓練費、維持費などを詳しく分析し、災害救援や輸送など自衛隊の活動目的に照らし、必要性を研究する。
 オスプレイはヘリコプターのように垂直離着陸する機能と、飛行機のような固定翼を使って速い速度と長い航続距離を併せ持つ最新型輸送機。老朽化している輸送ヘリCH46の代替機として今年、米軍が普天間基地に配備した。CH46と比べ、最大速度は時速約520キロと約2倍、搭載量は約5700キロと約3倍、給油なしの行動半径は約600キロと約4倍とされる。
 一方、沖縄県などはオスプレイについて、米国などで墜落事故が相次いでおり危険だとして、配備撤回を要求している。
 オスプレイの導入を巡っては、野田政権時に玄葉光一郎前外相の提案を受け、森本敏前防衛相が導入の可否を検討するよう指示していた。安倍政権でも日米同盟を強化するとの観点から調査費計上の方針は引き継ぐとみられる。


20120801 オスプレイ配備強行 日米が隠す真実とは 投稿者 PMG5

20120801 オスプレイ配備強行 日米が隠す真実とは

山口一臣氏「こんばんわ。今夜は『オスプレイ配備強行 日米が隠す真実とは』というテーマでお送りしたいと思いますけれども、先週の月曜日7月23日、山口県の岩国基地にアメリカ海兵隊の垂直離着陸輸送機オスプレイが陸揚げされたんですけれども、野田首相はオスプレイの安全が確認されるまで飛行はさせないと言ってるんですけれども、でもアメリカ側はこの10月にも運用を開始すると。そのスケジュールに変更はないと言ってるんですけれども、実はこの裏にはこんな事情がありました。

ということで、今夜はINsideOUTでお馴染みの国際情勢の分析では大変定評のある田中宇サンにお越しいただきました。よろしくお願いいたします」

田中宇氏「よろしくお願いします」

山口「お相手はおなじみ毎日新聞論説員の金子秀敏さんです。どうぞよろしくお願いいたします。田中さん、オスプレイの12基、今回陸揚げされたということなんですけど、新聞の解説を読むと、始めに配備ありき。それから、スケジュール優先ということで、どうも何か配備運用を急いでいるような印象があるんですけれども、これは実際に軍事的な危機が迫っているような感じもしないんですけれども、どうしてなんでしょうか?」

田中「軍事的な危機ではなくて、経済効果。特にアメリカの国内における経済効果が大きいですよね」

山口「どういうことですか?」

田中「というのは、オスプレイというのは非常に高価なヘリコプターなんですね。しかも、工場が全米の各地に広がっていて、ほとんどすべての州が関わっている。各州に1人づつ上院議員がいて、下院議員もいる。そうすると、それぞれの人たちというのは、いま景気が悪いですから、景気を良くしたい。そのために一番手っ取り早いのが、高い武器を州で作る。雇用とかが満足いきますから。

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オスプレイの場合は一機だいたい6200万ドル。いま普天間に配備されているのは、このCH46なんですけど600万ドルなんですね。つまり、10倍以上する。これに開発費とかいろいろかかるんですけれども、つまりざっくり言って既存のヘリコプターの10倍の値段。つまり、10倍の色んなコストが全米にばらまかれる。

そういうかたちでアメリカの議員たちが、ぜひ作ってほしいと。アメリカの軍の中には、結構これは危険なヘリコプターで、止めてほしいという声もあるんですけれども、それよりも経済利権が大きい。

そういうものが前提としてあって、さらに来年からアメリカは軍事費を含む財政削減を強制的に行うことがすでに決まっているんですね。そのなかで、おそらくオスプレイは全米の米軍のなかの十大カネのかかる、10個のカネのかかる兵器のうちのベスト5か6か。

要するに、これだけの値段ですから、非常に金がかかると。真っ先に切られてしまうかもしれない。切られる前に配備しなければいけない。配備しなければ、アメリカの各州の雇用が担保されない。だから、アメリカの議員はとにかく経済効果先にありきで、とにかく予算を切られる前にオスプレイを作って、日本に配備する。だから、今年中にやらなければいけないと」

山口「そんなことのためにこんな大騒ぎになってる?」

田中「はい。そういうことですね。要するに、軍事的なものというよりも、防衛的なものというよりもカネなんですね。アメリカ国内の経済効果。更には、今年の11月にアメリカ大統領選挙がありまして、オバマはわりと軍の言った通りにするという。

軍というのは共和党寄りなんです。オバマは共和党ではない民主党であるだけにヨソ者なわけですね。ある種の、軍の言った通りにしますよ、という関係が出来ていて、オバマが大統領をやっている間にこれを配備したいと。

ロムニーになった場合にこれがどうなるか分からない。彼も取っても軍産複合体とは近いんですけども、軍の中にはこれに反対してる人もいるので、どうなるか分からないからオバマがやっているうちに、財政緊縮が始まる前に、全米各州にとってこのカネの成る木であるオスプレイを日本に配備したいと」

山口「あんまりそういうこと指摘されないですよね」

金子「そうですね。ただこの番組で、前に田岡さんに出ていただいた時に、田岡さんは逆にこれを使っている海兵隊の側から説明されていて、海兵隊を削減したいと。アメリカの今の政府のほうは、これもまたお金がかかりますよね。

ところが海兵隊の存在価値を生き延びるために、このオスプレイに着目して、これがある限り海兵隊というのは非常に使いやすい軍種になるわけですよね。ですから、これは海兵隊にとって、軍のほうからも、それからそのオスプレイを作っているメーカーのほうからも、それからそれを地元に抱えている議員さんのほうからも取っても大事なものになっているんですよね」

田中「要するに、海兵隊というのは、人件費が狩るわけですよね。人が多いですから。それに対して、昔から、ラムズフェルドの頃から、10年前からなんですけど、兵隊なんか雇わないで、浮いた人件費でもっと素晴らしい新兵器を開発して、その金を各州に分散したほうがいいと。

だけど、逆に海兵隊のほうからすれば、こういう高価なものがありますよ、と。これと現存の海兵隊を組み合わせれば結構なカネになるでしょうと。そういうカネの話として、全米の経済効果の話として、すごい飛び道具がいいのか、それとも海兵隊プラスこういった飛び道具がいいのか、というような二者択一の話で喧々諤々の話が進んでいた」

山口「そういう意味で言うと、非常に高価な兵器であるがゆえに、軍需産業、軍産複合体にとっては大きなドル箱であると。一方、アメリカの国の財布。財政からすると、カネ食い虫だというような関係の中で、オスプレイの配備が急がれてるということですよね。

実際、これは開発になんか540億ドルとか、日本円にすると数兆円のお金がすでにかかっているということで、田中さんも指摘されてたんですけど、何度か、あまりのカネ食い虫なので、例えばブッシュ政権のチェイニーさんとかが開発を中止すべきではないかと。そのために議会が反対したというのは、その工場があるからということなんですか?」

田中「そうです。チェイニーはおそらく軍人と繋がっている。その軍人のなかにはオスプレイは危険だという認識を持っている人がけっこう多いんですよね」

山口「乗るのは軍人ですもんね」

田中「乗るのは軍人で、落ちた場合には日本人がやられるんですけども、乗ってるのは軍人ですから、そうすると、特に戦地に行った場合に、例えば下から撃たれた場合にちゃんと着陸できないんじゃないかとか、そういう懸念が今でも強いんですね。そうすると、軍人の中で、できればこれを使いたくないと。チェイニーはそういった軍の中の考え方を反映して止めたかったんじゃないかと。しかし、それよりも経済効果のほうが優先されたと」

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金子「これ、ヘリコプターなんですよね。戦闘機じゃないんですよ。だから、先ほどおっしゃったみたいに、着陸したり、離陸したりするときにすごい弱いんですよね」

田中「弱いですね。だから逆に、これにはマシンガンがついてるんですね。普通のヘリコプターだと、もし羽根を撃たれた場合でも、遠心力の揚力で、なんとか着陸できるんですけども、これは非常にバランスが取りにくいもんですから、撃たれた場合にうまく着陸できないで、そのままストーンと落ちて墜落してしまう。

オートローテーションの機能がない、というんですけども、であるがゆえに、もし下から撃ってくる敵を見つけたら、すぐ撃ち返せということでマシンガンがつけられているんですけど、それも重すぎて、前方に向けて取り付けることができなくて、後ろ向きについてるんですね。

だから、もし、例えばアフガニスタンでタリバンが撃ってきそうになったら、後ろを向いておしりから撃たなきゃいけないと。そんな転回をしてる間にタリバンが撃ってきて、やられちゃうよみたいな話で、現実的じゃないよね、という」

山口「本当に素人考えなんですけれども、例えばこのヘリコプター(CH46)、報道なんかによると老朽化していて、これ自体も危ないんじゃないかということを言われてるんですけれども、ただ一応コスト的には安いわけですよね。だから変な話、高性能のヘリコプターじゃダメなんですかねと」

田中「ほとんど、これの後継機種であるCH53なんかは、オスプレイと似たような機能を持ってるものもありますし、実際に以前、米軍の関係者が議会で証言したときには、こちらのオスプレイは、ほとんど200キロぐらいしか飛べないと。

24人をフルに乗せて、もしどこかの国のアメリカ大使館から逃げなきゃいけない時に、200キロメートルぐらいしか飛べないと。それに対して、既存のヘリコプターは400キロ飛べると。だから、オスプレイよりもそのCH53で逃げたほうが安全だよということを言ってるんですね」

山口「実は、アメリカの『TIME』というちょっと古い記事なんですけど。2007年の記事で、『オスプレイ、空飛ぶ不名誉』という記事。当時、オスプレイに批判的な記事が掲載されていて、その中に『軍産複合体』という言葉が出てきて、要するに軍事的な意味合いよりも、おカネなんだと。それが要するに米軍の巨大な兵器システムの、開発される一つの典型なんだということを指摘してるそうなんですけど」

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田中「こういう『TIME』という非常にアメリカで権威のある雑誌がこういう『軍産複合体』という非常に刺激的な言葉を使うのは非常にまれなんですね。ここから言えることは、一つはオスプレイを巡って相当な議論があると。危険性というものを指摘する。

この記事自体が、非常に危険だということを延々と述べているんですけども、危険だよという指摘があると同時に、いやいや、カネになるんだから、いいじゃねえかと。これは危険だよ派が、カネだろ?こいつら、ということで『軍産複合体』という言葉をわざわざ使って、ある種の挑戦状として突きつけてるんですね。

時期的にも2007年だと思うんですけど、これはブッシュ政権の終わりの頃であって、ブッシュ政権のときは共和党ですから、軍の中にオスプレイは危険だよというチェイニーみたいな人もいるし、いやいや、カネの成る木なんだからいいじゃねえかというような軍産複合体の人もいて、本当にいろんな議論があったんですね。

ところがオバマが2009年に就任した後はピタッと止まってしまったと。オバマは共和党じゃないですから、民主党ですから、軍の言ってることをある程度、鵜呑みにして聞かなきゃいけない。もしくは共和党の言ってることを鵜呑みにして聞かなきゃいけない。

そうすると、共和党全体としてはどちらかというと、軍産複合体のほうが強いですから、オバマ政権のやっている間に駆け込みでオスプレイを配備したいということに軍産複合体の人たちはなるわけですね」

山口「なるほど。さっき言った、自動的に削減されていくと言うアメリカの財政事情が非常に逼迫しているという話で、実際にアメリカのシンクタンクなどでも、逆の面から見るとカネ食い虫なわけですね。なのでリストラの対象になりやすい飛行機でもあるということですよね。それを避けるために一刻も早く配備を済ましてしまおうと」

田中「はい。駆け込みをしたいということですね」

山口「そうすると、我々日本人はいったいなにを騒いでるんだということにもなってくると思うんですけども。じゃあ、オスプレイはなぜ日本にやってくるのかという。ひとつは、日本の防衛のためではないかとか。あるいは地域の安全のために、非常に重要な役割を果たしてくれるんだという言葉がありますけども、実際はアメリカの軍需産業のためであり、もっと言うと、そこで働く人たちの雇用や税収を確保するためであるという一面もあるという」

田中「基本はそうです。軍事的に言うと、オバマ政権が去年から、アジア重視。実際には中国包囲網という形で軍事強化している。これは、どういうことかというと、沖縄とフィリピンとグアムとオーストラリアとか、要するに中国を包囲するような形で転々と海兵隊、もしくは米軍の拠点、海軍の拠点なんかを設けていくと。

いままでフィリピンなんか基地が一度、米軍を追い出したんだけど、また来てもらっていると。そういう形で転々とあるところを繋いでいく時に、普通のヘリとかよりもオスプレイのほうが便利なわけですね。垂直に上がってそのまま飛んでいける。滑走路のないところでも狭いところでも着陸できると。

ですから、原理的にはオスプレイがいいということなんですけれども、実際には本当にそんなに使い道の、使い勝手の良い機械なのかどうかというのは、こういった記事が出てるぐらいですから、相当、疑問がある。しかし、原理的には対中包囲網のために普天間にも新しいオスプレイを配備するということが建前として存在しているわけですね」

山口「どうもオスプレイというと、安全か危険かとか、そういう議論がほとんどじゃないですか。だけど、もっと本質的な議論でいうと、もっと違うところにあるということですよね」

金子「そうですね。でも、安全じゃないことも事実ですよね。それは何度も説明されてますけれども、アメリカの軍の中で、これはやっぱり危ないという意見が、それでも作らなきゃいけないという類いのものだと。

それから、もう一つは、航速距離ですよね。航速距離が今のヘリだと、沖縄から外に出られない。それが、転々と岩国と沖縄の間を行ったり来たりできるということは、朝鮮半島まで飛べる。あるいは、石破さんがいつかテレビ番組で言ってましたけどね。中国の脅威まで対応できる。そういう期待感が日本の側にも実はあるんですね」

山口「なるほどね。気になるオスプレイの性能と、本当に役に立つのかということについて、またちょっとCMのあとにお伺いしたいと思います」

山口「今夜は『オスプレイ配備強行の真相』ということで、田中宇さんをお招きしてお話を進めておりますけれども。そもそも、オスプレイはそのまま垂直に上がってそのまま飛んでいくと。ティルトローター機という」

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田中「そうですね。垂直に」

山口「ティルトするっていうのはローターがティルトする?」

田中「曲がるということですね」

山口「これって、最大の特徴は、垂直に離着陸できるということですよね?」

田中「そうですね。それで、水平に飛んでいける」

山口「これは基礎知識というか、オスプレイの飛行形態。まずは離着陸モード。これはさっき田中さんがおっしゃっていた、要するにこの時はヘリコプターだということで、実際に上空に行くと飛行機になると。この転換というのはちょっと怖いですよね」

田中「そうですね。もうすでに上空に行って、かなり動き始めているので、慣性を使ってガッと動かしていくということなんですけど、一番危ないのは離発着のときに、もし何らかの形でこのローターが止まる。

止まった場合に、普通のヘリコプターであれば、慣性に沿ってローターが回り続けるんだけども、オスプレイの場合は、小さいローターが両側に二つ付いているというような、バランスが取りにくいと。

慣性の法則のまま回っても力不足ですぐに落ちてしまう。しかも、コンピューター制御で二つのローターを自動制御してるんですけれども、危機のとき、どうしようもなくなった時というのは、パイロットの勘のほうが良いんですね」

山口「よく言いますよね」

田中「ところがパイロットの勘よりもコンピューターのほうが先に動いてしまって、パイロットの勘が働かせられないまま墜落してしまう」

山口「ある種のマニュアルモードみたいなものがうまく働かないと」

田中「ええ。そういったバランスの悪さと、コンピューターを使っているという二つの要素から、撃たれた時とか故障があったときに不時着できないと。これはかなり前から指摘されていることで、その問題は直ってるんだよという説もあるんだけど、まだ直ってないだろうとか。まだ直ってないというほうを採用することが私はいいと思うんで。

というのは、直ったと思われる根拠がないもんですから、いまどうしても配備したいということで、直ったよと言ってるだけなんじゃないかというふうに考えるのが正当だと思うんですね」

山口「いま田中さんがおっしゃった、慣性で。通常のヘリコプターであれば、例えばローターがやられても慣性によって着陸まではなんとか」

田中「これは民間機の場合は航空法で、日本でもアメリカでも指定された機能で、必ず義務付けられてるんですね」

山口「それがないと飛んではいけないということなんですね」

田中「だから、オスプレイは民間機として認められません。軍用機として、超法規的な存在なわけです。すでにアメリカでも」

山口「なるほどね。これは実際に、ひとつは航速距離が現状のヘリコプターよりも遠くまで飛べるということが一応、フレコミなんですけども、実はそうでないという専門家もいるんですよね」

田中「そうですね。2009年にアメリカ議会で証言したアレックス・リボロさんという人がいて、この人は軍のアナリストなんですね。軍の下請け機関の。公的機関のアナリストで、この人が言ってるのは、60カイリしか運べないと。24人乗った状態で」

山口「60カイリ?」

田中「だから100キロぐらいですね。そうすると、この人が例として挙げているのは、アフガニスタンがタリバンによって陥落した場合、サイゴン陥落みたいな状態を想定した場合に、カブールから大使とか重要な人をパキスタンまで運ばなきゃいけないと。

でも、60カイリしか飛べない。途中で空中空輸機が来ない。有事の際にはこれませんから。そうするとパキスタンまで逃げられないで、途中で不時着して、結局タリバンに捕まっちゃうと。バカ高いヘリコプターのくせに、こんなもんかよ、というふうにこの人は言ってるんですね。

これはかなり衝撃的な証言で、反対運動に火を付けたようなかんじなんですけども、それに比べて600キロ、1000キロって書いてある通りに飛べば、けっこういいんですけども、実際にそれだけ飛べるかどうかはやや疑問であると」

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金子「この外側の線というのは空中給油を一回したというような想定だと思うんですよね。ただこの円が意味があるのは、まさにこれは海兵隊がここにいるということを中国人が見たらびっくりするでしょ。それから北朝鮮の人も、これを見てびっくりするでしょ。そういうびっくり効果はあるんだろうと思うんですよね。

本当に飛べるかどうかは別ですよ。ただ飛べるぞということで。それをいわゆる抑止力と言うわけですよね。ですから、日本の国内で期待しているのは、ここにいてくれれば、ここら辺の人もびっくりするんだろうと。中国人もちょっとびっくりするんだろうと。こういう期待感があって賛成論になってるんですね」

山口「あと寒さに弱いらしいと」

田中「なんか3000メートルを超えると雨が降ってきた場合に、雹というか氷になって、ローターにくっついてしまう。だから、高いところに行けない。アフガニスタンなんかでも、いざというときに、高い山を越えて向こう側に行かないといけない、というのができないというふうにリボロさんは書いていますね」

山口「ただ実際に、米軍では配備が進んでいるわけですよね。そこでは役に立ってるんですか?」

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田中「こういう歴史があるんですけども、要するに、押さえておかなければいけないことは、とにかく経済効果のあるものだから、ずっと前から、絶対やりたいという人が議員のなかにすごく多かったわけですよね。

それで、オスプレイを配備することが、試作機とか使って、量産を決定して、とにかくイラクとアフガンで使わなきゃいけないと。この2005年にはイラクとアフガンで戦争してましたから。だけど、イラクで本当に使おうとすると、さっき言ったように、下から撃たれるかもしれないし危ない。だから、イラクがある程度、安定化した2007年まで待って、アフガンの場合はもっと待って」

山口「2009年って最近ですよね」

田中「ええ。非常に、かなり安定してきて、しかも後ろの部分。一番危ないところじゃなくて、広報の安全だよというところで定期便のように3点とか4点の飛行場を回っていたと。でも、そういうものはオスプレイじゃなくても、普通の輸送機で出来るわけですよね」

山口「ちょっと待って下さい。田中さん、私のつたない軍事知識でも、海兵隊というのは、本当は敵地に乗り込んでいって、前線で拠点を押さえるための部隊ですよね」

田中「そうです」

山口「それが、海兵隊が使う輸送機が後方の、後方支援みたいなことに使われてるってことなんですか?」

田中「そうです。とにかく事故がないように、安全性の実績を高めなければいけないから、事故を起こしちゃいけないと。だから安全な場所で、しかもちょっとでもコンピューターに不具合があったりしてアラートがでたらすぐに着陸しろということになってるんですね。

敵がそこにいて、そこにパラシュートでいこうという時に、アラート出ました。ここで不時着、みたいな。戦えないわけですよね。とにかく配備しなければいけないと。それは、経済的な効果があるということで、イラクやアフガニスタンにも戦争が終わる直前になって、後ろのほうに配備して、使いましたという実績をあげましたって言って、ほら、両方とも配備したじゃないかと。

例えば、リビアのカダフィ政権を倒す時も使ったとか。とにかく武勇伝だけいっぱい作ってるんですね。それは、どんな危険なところで使ったかは、現地に行かないと分からない。現地には報道機関もないから、でも使った使ったということで、とにかく役に立ってるし、事故も少ないし、使い物になりまっせ、というある種のプロパガンダとして通ってるわけですね」

金子「辺野古のV字型滑走路というのは、これを前提にしてますよね」

田中「元々そうだったというのが暴露されてますよね。これは、昔からアメリカの文書には載っているということで、沖縄の人なんかは、もうオスプレイだよということを、私の知っている沖縄の建築家の真喜志さんなんかはずっとおっしゃってる」

金子「辺野古もオスプレイがあるから辺野古があるということですよね」

田中「そうですね。辺野古はおそらく事実上、これから作られないでしょうから、普天間なんでしょうけども、結局のところ」

山口「そうすると、結局のところ、まさに海兵隊として自分たちの存在意義を示すために、こういう高価な兵器が必要だと。それから、メーカーにとっては高いものが売れるから必要だと。そういうことのミックスされたものがいま、日本で大変に危ないとか、落ちるんじゃないかみたいなことが言われているこの騒ぎに繋がっているということですね」

田中「そうです」

<前半終了>

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