Sekilala&Zowie

No one is free, even the birds are chained to the sky.


【本物の脱原発なら(後)】TPPに反対なはず~抽象的なスローガンは、TPP争点ぼかしの「烏合の衆」化

原発の問題は、行き着くところ、原爆の問題、つまり、核保有の問題に行き着く。平和利用の範囲内で収まるような話ではない。
そうであるなら、なおさら問題は、ただエネルギーシフトすれば「脱原発」になるのか?という問題。あの菅直人らが作った脱原発の似非ロードマップの仕掛けは前記事で。

現在も福島第一原発の事故は収束していない。廃炉を真剣に考えているのは、この間の小出☓小沢対談でもよく分かったはずだ。しかし、菅直人はどうかというと、総理の時に起きた事故処理に関しては、誰もあれを褒めるものはいない。枝野の「直ちに健康に問題はない」も管政権の閣僚としての発言だ。野田?ふざけんな、という言葉しか出てこない。じゃあ、安倍?再稼働?野田×100倍最悪としか言いようがない。
ここまで書いて、政党で迷うことはない。問題は、潰し合うことをあえて選択するという愚行のことだ。このまま、票を食い合ったまま、投票率も低く、組織票がモノを言わすような事態であれば、いま予想されている選挙予想の数字も遠からず当たるだろう。そうなると、過去最悪の日本がもれなく到来する。
なぜ、「脱原発」で票を食い合うのか。その背後にあるものは何なのか。結果として誰が利するのか。
我々自身が試されている。


    


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低炭素という低俗な戦略」というブログより一部転載

大気中の二酸化炭素濃度の精密で長期的な観測を継続して、二酸化炭素濃度が長期的に増加していることを世界で最初に突き止めた人物はキーリングです。このキーリングの研究に、専門家以外で真っ先に着目したのは、当時アメリカ政府のエネルギー研究開発局[ERDA]傘下の研究所の所長であったワインバーグです。ERDAは、原子力を促進するアメリカ政府の組織です。ワインバーグはマンハッタン計画にも参加し、原子炉の開発を主導してきた人物です。ワインバーグがキーリングの研究成果であるCO2濃度上昇に着目したのは、多くの科学者が原発の安全性に疑問を抱き、原発批判の声をあげていた時期です。

「ワインバーグは、二酸化炭素の温室効果は、核エネルギーについて考えられる如何なる副次的効果よりも人類にとっては遥かに危険であって、今こそその危険性を探し出すべきである・・・と言う考えであった」とキーリングは自伝に書いています。温室効果の危険性をわざわざ「探し出す」と言っているのですから、作為的なものを感じずにはおれません。二酸化炭素の温室効果が核よりも危険という発想からして狂っていると言えましょう。今は世界の主流になっているその狂った発想は、ワインバーグから始まったと言えるかも知れません。
キーリングは自分の研究に着目してくれるのはありがたいとしても、それによって原発が推進される事に対しては非常に危惧していたのではないでしょうか。・・・科学者としての良心があるのなら、当然の事でしょう。

1979年にアメリカのスリーマイル島の原発で炉心溶融事故が起こると、その年に世界気象機構[WMO]と国連開発機構[UNEP]が気候と気候変動に関わる研究を開始します。
1986年にソ連のチェルノブイリの原発で核爆発事故が起こると、WMOとUNEPの総会で、「気候変動に関する政府間パネル」[IPCC]構想が提案され、翌年WMOとUNEPが協同でIPCCを設立しました。このIPCCの報告書は年を追う毎にCO2を主とする温室効果ガスが地球温暖化の主因という主張を強めてきました。そして、原子力発電もCO2削減技術の一つとして位置づけています。IPCCなど地球温暖化脅威論を発信する組織が原発を推進しているわけではないという方がいますが、IPCCははっきりと、二酸化炭素削減の技術の一つとして原子力発電を推奨しているのです。

筒井新聞」というサイトより一部転載

アメリカの原子物理学者アルビン・ワインバーグは、戦争中にシカゴ大学のエンリコ・フェルミの下でマンハッタン計画(原爆開発)に参加していました。戦後、アメリカではオークリッジ研究所で航空機や発電用の原子炉研究が行われ、ワインバーグはそこに移りました。しかし、70年代のアメリカでは、原発は安全か危険かをめぐる論争が激しく行われて、いわゆる「原子力の平和利用」も退潮期に入りました。その時期(77年)、ワインバーグはアメリカの地球物理学者チャールズ・キーリングがハワイのマウナ・ロアで1958年以来測定を続けて来たCO2大気中濃度の上昇データを「これは使える」と飛びついて、エネルギー研究開発庁の「二酸化炭素の地球規模の影響に関する研究グループ」の議長に就任します。その後、88年に「気候変動に関する政府間パネルIPCC(Intergovernmental Panel on Climate Change)が創設されて、CO2温暖化説と「原子力エネルギーはクリーンだ」というキャンペーンが盛んにおこなわれるようになりました。

CO2による地球温暖化という眉唾説に、日本では年間1兆円の研究費が投じられ、原発が「クリーンエネルギーだ」という宣伝が電力会社および政府の手によって大っぴらに行われています。
「放射能を大々的に撒き散らしておいてクリーンだなんて冗談もほどほどにせよ」と思うのは山本義隆さんばかりではないでしょう(注1)。

最近になって「原発はクリーン」で炭酸ガスを出さないから石油を使用する火力発電にくらべて「地球環境にやさしい」と主張され始めたが、ブラックジョークとも言うべきこのような言説がマスコミによって無批判に復唱されているので・・・。

そして、地球温暖化を心配して原発を推進している国の方が炭酸ガス排出量をどんどん増やしているという現実があります(注2)。

原発の縮小が進んでいる国の代表として、ドイツ、イギリス、スウェーデンなどがあるが、それぞれの国の排出削減率は京都議定書基準年に対してマイナス22.4%、マイナス17.9%、マイナス9.3%で、いずれも好成績である。それに対して原子力発電が拡大している国の代表として、原発大国ビッグ3であるフランス、日本、アメリカをとってみると、それぞれの国の排出削減率は京都基準年に対してマイナス5.8%、プラス9.8%、プラス16.8%となっている(ただしアメリカは京都議定書に参加していないので、基準年に相当する1990年と比較してある)。フランスだけはヨーロッパ連合の一員としての責任感からか、まずますの成績を挙げているが、日本とアメリカの実績は非常に悪い。
このデータが示唆しているのは原子力発電拡大と温室効果ガス排出削減との「逆相関関係」である。なぜこうした結果が生じているのか。それは、温室効果ガス削減などの環境政策に不熱心な国において、原子力発電拡大促進政策が取られる傾向にある一方で、脱原発を目指すか原発に対して冷淡な国が、環境政策に熱心に取り組む傾向にあるということである。うがった表現をすれば、環境政策に不熱心な国が、苦し紛れの机上の温室効果ガス排出削減手段として原発を挙げているようだ。

わたしも、慎ましい生活を尊重するし、CO2濃度の増加は100年に0.9℃くらいの「温室効果」があることを認めます(注3)。しかし、それが危機とは思いません。地球上の気温により大きな影響を与えるのは太陽の黒点であり、その他の大気の揺らぎです。石油も天然ガスも埋蔵量を心配して無理に原発や新エネルギーに軸足を移動しなければならないというほどのものではないと考えます。

注1. 山本義隆『福島の原発事故をめぐって』みすず書房、2011年、P.38

注2. 吉岡斉『原発と日本の未来-原子力は温暖化対策の切り札か-』岩波ブックレット、2011年、P.56

注3. 『筒井新聞』第223号「社会的ルシャトリエの法則」、第228号「科学事象に関する民主主義」

1998.12.22 名城大学商学部 槌田 敦「CO2温暖化脅威説は世紀の暴論」も参考に。


何度も言うが、「TPPを阻止できなければ、脱原発を果たすことはできない」「エネルギーシフトしただけでは脱原発はできない」「化石燃料を否定すれば、脱原発はできない」

なによりも、福島第一原発事故の処理が果たせなければ、日本の未来はない。

被曝や避難のことを考えなければ、日本人の未来はない。

日本人の健康や食料や生活の安全を脅かすような仕組みから破滅に導く「TPP」を阻止しなければ、日本はない。

もちろん、憲法のことも。

ここでひとつ、面白いブログ記事を紹介。<後世に残したいラジオの話>さんより一部転載。
菅原文太が語る【ボケ老人・石原慎太郎と戦争。】

菅原文太「で今ぁ、安倍なんていう総理とか、憲法改正とか自衛隊を軍隊にするとか。それでまた石原慎太郎なんてバカ野郎が 」
高野「うん」
菅原「ボケ老人だけどね、アイツ」
聴衆「アハハハ」
菅原「あれが『日本を軍事国家にする』なんてぬかしやがって、ホントに・・・。それで自分らはね、SP傍にいて、戦争なんか行きっこないんだから」


以前、俺はこうつぶやいた。

参議院選挙に出馬表明した山本太郎くんは、この間の集会で呼びかけた野党の否定的な様子を踏まえて、反TPP反原発反被曝反憲法改悪などで、沢田研二さんや菅原文太さんやピーコ・おすぎさんやマツコ・デラックスさんなど、とにかく勝つために正論を述べる芸能人パワーを結集できればいいのに


知りうる限りにおいて、山本太郎氏は全くその主義主張の方向性は間違っていない。
今の時点で、山本太郎氏を応援しない理由がひとつもない。
このまま、参議院選挙で脱原発票が食い合った結果、自公民が利することになれば、「日本は終わる」そうなれば「国外へ逃げるしかなくなる」
政治家は呑気だ。気づいている国民は必死だ。この差を埋める政治家が欲しいと望むのは当然であり、頭にハゲができるほど苦しみ悩んで戦ってきている男の訴える姿を見れば、なにも感じない訳にはいかないだろう。しかも、その方向が正しいだけにイバラの道だということを知りながら挑もうjとしているのだから。



PublicCitizenより
「TPP = Corporate Power Tool of the 1%」

サルでもわかるTPPがヤバい9つの理由 (2013年版)

筑波大学システム情報系視覚メディア研究室が提供するメディアリテラシー関連の動画より
「2012年にテキサスで行われたTPP反対集会におけるスミス女­史のスピーチ」


*最後に、この3つに分けた記事「本物の脱原発なら」(前)(中)(後)は勢いで書いたもので、誤字脱字変換ミスなどあったら、後日修正する可能性あり。また、「本物」か「偽物」かは個人の見解であり、それぞれの価値判断で、このブログでひとつの考え方を示したまでです。「自立」とはそういうもんでしょう。



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