Sekilala&Zowie

No one is free, even the birds are chained to the sky.


大西英男という懲りない男

117H.jpg

「brainwash」という言葉をご存知だろうか?意味は「洗脳する」「洗脳」である。私たちは、この言葉を常に意識する必要がある。また逆に、皮肉を込めて、洗濯機に頭を突っ込んで一度脳みそをキレイに洗ったほうがいいという意味で使うなら、まさに今、この国の政治を司る中枢部分をまるごと洗濯機に放り込みたい気持ちになる。

懲りない男は、なぜ、こうも繰り返すのだろうか?

一度目の発言(朝日より一部転載)

マスコミを懲らしめるには、広告料収入がなくなるのが一番なんですね。これは、われわれ政治家には言えないことです。まして、や安倍(晋三)総理も言えないことだが、不買運動じゃないが、日本を過つ企業に広告料を支払うなんて、とんでもないということを、経団連だとかに働きかけして欲しい。朝日、毎日、東京新聞を読むと、もう血圧が上がってですね、どうしようもない。国民はあれにだまされている。ですから、マスコミを正すいい方法があれば、お知恵を頂きたい。



この会合で主催した議員も含め、長尾敬、大西英男が厳重注意などの処分を受けたと報じられる。それにしても、謝罪の方向がおかしい。事実に基づかない批判は、沖縄に対する侮辱であり、沖縄2紙を潰せなどという発言や、左翼に乗っ取られているなどという発言、マスコミを懲らしめろ、などという言論弾圧発言は、沖縄のみならず、いずれ本土メディアにも飛んでくる毒矢である。

いずれ、というのもおかしいかもしれない。

もうすでに、朝日新聞に対する弾圧が行われた。これについても、朝日だけが誤報をし、朝日のせいで全てがおかしくなったような、悪質な虚偽を首相自らが先導し、他のメディアもそれに追随し、批判した。しかし、読売も当初、朝日新聞同様の報道をしていたし、産経も同じように取り上げていた。要するに、当時は、ほとんど誰もおかしいと批判せず、取り上げていたにもかかわらず、長い年月を経た今頃になって、誤報だとして、イチメディアだけ見せしめに吊るし上げ、謝罪会見までに至る。

その他の言論弾圧もある。


    


ブログランキング参加中⇒にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 政治ブログへ


昨年11月には、上杉氏率いるオプエドがスクープとして、自民党がマスメディアに対して圧力を掛ける文書を送付していたニュースが報じられた。オプエドのスクープから一週間経って、ようやくマスメディアが、オプエドの後追いで、引用元を明かさずに(つまり盗用)、自らのニュースとして報じた。

今年に入って、古賀茂明氏が報ステ降板となるが、ここでも、自民党からの陰湿な圧力が昨年末からあったことを明かしているが、元々、安倍晋三一派は、慰安婦問題で、NHKに圧力をかけた過去がある。

他のジャーナリストから言わせても、昔からメディアに対する圧力はあったというし、世界を見渡しても、権力側からのメディア圧力というのは、あって当たり前だと考えるべきだろうと思う。問題は、やはり受け手側の姿勢である。

ウィキリークスの活躍により、世界中の市民が「真実」に目覚め、昨今、情報公開の重要性が叫ばれている。そして、世界の共通認識として、一番大事なものは何か?それは情報であるという。良い意味でも悪い意味でも。

ただし、ここで言う情報とは、一部の利害関係によって得をするため、優位に立つための機密情報のことではなく、国民が知るべき権利として有している「国民のもの」である情報のことである。

圧力はどの時代もどの国でも昔からあり得る。しかし、撮影機器等の技術的進歩が、誰でもいつでも手軽に証拠として撮り収めることが出来るようになり、ますます一部の利益特権組織と政治家や官僚対国民、市民との情報に関する攻防が激しくなっている。

圧力があった。それなら、その圧力そのものの一部始終をディスクロージャーすればよい。


元プロデューサーで現在、武蔵大学教授の永田浩三氏らは、安倍晋三らから圧力をかけられた。この圧力は、政治家、特に与党の立場にある政治家が直接「お前、潰す」などと言わなくても、暗に圧力を掛ける言い回しなど、方法はいくらでもある。

で、今回を含めた最近のメディアの状況。NHKはまず人事から乗っ取られた。今では、ほとんど抵抗する素振りも見せない。完全に北朝鮮かナチスのような情報隠蔽と印象操作一色である。

他のメディアはどうか?戦前から生き残ってきたメディアはほぼ全滅しているとみていいだろうと思う。もちろん、2つ3つぐらいは、頑張っている番組も残っているようだが、しかし、そのうち潰されていくのではないだろうか。

話は戻って。

大西英男という男、一度厳重注意を受け、舌の根も乾かぬうちに、またしても「懲らしめる」発言を繰り返し、反省の素振りもない。当然のことだ。反省する気もないし、厳重注意した自民党自体が現に「懲らしめてきた」のだから。

先にも言ったように、報道機関に対する圧力はどの時代にも、どの国にもある。問題は受け手側のメディア自体のジャーナリズム精神の問題と、報道機関としての組織の問題である。

スノーデンファイルを掲載し、世界中に衝撃を与えた一つ、イギリスのガーディアン紙の編集長の言葉をここに再掲載する。




日本は、安倍晋三と一緒に飯を食ってる報道機関自体がすでに死に体なのだから、朝日の前例もあるし、権力者側も、少し圧力をかければ、転ぶに違いないと、安直に考えるのも当然の話。

沖縄2紙はすぐに反応し、事実に基づかない批判、言論弾圧には抗議するという声明文を発表し、神奈川新聞は、翌日の社説を前倒しして批判記事を発表したという。

大西氏の二度目の「懲らしめ」詳報は、こちらの朝日に掲載がある。http://www.asahi.com/articles/ASH6Z5QFGH6ZUTFK00R.html

本来なら、記者クラブメディアの特権をなくすことが重要だと、かねてより主張してきたのだが、大西氏個人の問題として矮小化したければ、今の記者クラブの報道をそのまま信じればいい。しかし、そのことは「言論の自由」や「表現の自由」「多様な意見」の反映に程遠く、「真実」に近づくことと乖離していく。このことを自覚したほうがいい。

だから、朝日でなくても、田中龍作氏でもIWJでも上杉隆氏でも、神保哲生氏でも、誰でもアクセス出来る権利を有するべきところなのだから、特に朝日を応援する気もさらさらない。

民主党から裏切って自民党に移った某議員の言い訳もひどい。メディアは公正、公平であるべきで、両論併記をしなければならないと、今でも反省のポーズだけ取って、暗にオレは悪くないというニュアンスを匂わせている。

それは勘違いというものだ。

まず「事実」に基づいていることが大前提であり、その「事実」を元に、左右両方の意見を交わすべきで、デマや歪んだ情報、虚偽、一部誇張された悪質な情報などを元にして、なんでもかんでも両論併記すべき、なはずがない。この詭弁が、彼らの体質、本性である。

自民党の言う両論併記、公正、公平とは、各番組の各コーナーの中でバランスを取れというものだが、何度も言うが、ジャーナリズムの本来の目的は、「権力監視」であり、権力を有するものは、常に監視され、批判に晒されるのは覚悟しなければならない。都合の悪い発言を排し、薄めるための「両論併記」など、むしろ許されない。

それが嫌なら、今すぐその権力の座から降りるべき。

今の安倍政権に対する記者クラブメディアの姿勢を見ても、安倍政権に対して大甘であることは間違いない。小沢・鳩山政権だったときに当てはめてみると、そのあまりの違いに、マスコミに対する怒りがふつふつと湧いてくる。

それもこれも、このひどい状況を招いた張本人たちの1つが、記者クラブメディアだからだ。

このような大西発言が起因するものは、本人の資質の問題もさることながら、マスメディアによる権力監視の欠落がおおいにある。
関連記事

ブログランキング参加中⇒にほんブログ村 政治ブログへ にほんブログ村 政治ブログへ


Leave a reply






管理者にだけ表示を許可する

Trackbacks

trackbackURL:http://threechords.blog134.fc2.com/tb.php/2080-e23f60ec
該当の記事は見つかりませんでした。
光熱費