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加計問題にみる権力集中の功罪と行政監視と「決められる政治」の罠~ビデオニュースドットコム

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加計問題にみる権力集中の功罪と行政監視と「決められる政治」の罠~ビデオニュースドットコム





(0:21:26.0~)

~~~~~~~~~~<記者会見部分VTR続き>~~~~~~~~~~

東京新聞・望月衣塑子さん 東京新聞の望月と申します。ちょっと今、聞きたかったところのお答えが一部出たんですけども。今回、先ほど利益誘導の質問出ましたが、明確な回答は避けたいということでしたが、これ取材をすればするほど、首相が加計孝太郎理事長の間に金銭の授受関係等があれば便宜供与、それから職務権限併せて、贈収賄にも取られかねない、それだけ大きな疑惑がいま私たちの目の前で繰り広げられているように感じております。

しかしながら、再三、菅官房長官に取材させていただいてますけれども、なんと今回、皆さんが実名告発、または職員が匿名で、おそらく身分特定されていると思います。自分の身の危険を冒してでも、匿名の告発と、それから色々な文書、出てきました。また、今治市が公開している情報は8,000枚に及んでおります。

一方で、これだけの客観的証拠が色々出ながら、加計ありきが進んでるんじゃないかと見える中でも、一方で政府側の姿勢というのは、萩生田副長官はまったく会見に出ません。今回、10月21日に出たあの衝撃な総理のお言葉も含めて、これは正確性に著しく欠けているというご回答で、じゃあ第三者委員会の調査とか、国会での招致含めて、誠実にこの真相解明するための捜査機関、調査をしてくれないかということを繰り返し聞いておりますが、まったく現状、その姿勢が見えません。

スナップショット 2 (2017-06-28 20-10)

この状況で、どういうふうに、私たちメディアが戦い、そしてどういうことを、先ほど第三者機関のことをおっしゃいましたけど、どういうことをしていけば、この事実が国民の目に明らかにされるのか。この点をもう一度、お考えがあるところがあれば、ご指摘いただきたいんですが。

スナップショット 1 (2017-06-28 20-09)

前川喜平氏 いや、それは、頑張ってくださいとしか言いようがないですね。まあ、そうですね。重要な人物で一切発言をしておられない人としては、やっぱり加計孝太郎さんがいらっしゃると思うんで。早く掴まえていただきたいなと思ってます。



~~~~~~~~~~<記者会見部分VTR続き>~~~~~~~~~~

神保哲生さん はい。今、僕が最初聞いたところというのは、聞いていただいたとおり、歪められてしまうことが、どうも今の状態では避けられないんじゃないかと。他のところで、前川さんは、文科省は蛇に睨まれた蛙のようなもんだと。蛇っていうのは官邸なんですよ。文科省は蛙。要するに、力関係がやっぱこんなになってしまってるんだということですね。ただ、僕のすぐ後に質問した望月さんって、例の。

宮台真司さん 衣塑子さんですね。

神保さん 衣塑子さん。あの官房長官会見で、超粘着ぶりを発揮して、菅さんを1人で吊し上げている方ですよね。でもまあ、本当に大事なことを初めて官房長官会見で、どんどん聞いてくれている、社会部だからできるっていうところもあるのかもしれないけど、彼女の、その後の質問にも繋がるんだけども、結局、これだけ事実が出てきてるんだと。

客観的な文書とか、あるいは前川さんも含めて、もう身を挺して、自分の身分を危険にさらしてまで、あそこまで色々文書を出したりしていても、結局、ほっかむりしたまま国会も終わっちゃったし、それから、後で記者会見の話するけど、今週の記者会見も、まったくのヤラセだったわけですよ。それ、ちょっと後でその話はしますね。

宮台さんと別のイベントでその話したから、もう済んでるような気がしてたけど、それはまだ実は、ビデオニュースでやってなかったんだね。それ、後でちょっとお見せしますね。その証拠映像をね。会見もまったくヤラセ。それから、国会は閉まっちゃった。あれだけ出てきても、なんも追及ができないままほっかむりして、どうも時の経つのを待てば、だんだん風化してくれるかもしれないって話になってると。

スナップショット 3 (2017-06-28 20-10)

メディアも、一部はもう魂売っちゃってると。さっきの話じゃないけど。もちろん、一部は頑張ってますよ。頑張りが足りないか、色々とちょっと痛いところがあったりするメディアもいっぱいあるみたいだけど。加計に天下ったりとか。あと官邸と色んな関係が皆さんあるみたいなので。その寿司食ってるだけじゃなくて。寿司とか鯛茶とか、いつも美味しそうだなと思って、それ見てますけどね。良いもん食べてるなと思って見てますけど。

どうですか?今の話は。つまり、やっぱり第三者機関がないと、これはもう、たぶんチェックはできないだろうと。だけど、これ日隅一雄さんの遺言ですよ。行政監視委員会。日隅さんは原発事故で、やっぱりイギリスのような行政監視委員会的なものを日本でもちゃんと作らなければ、やっぱり乱用は避けられないと。本当はメディアとその行政監視委員会が両輪じゃなきゃいけないのに、片輪がそもそもちょっとかなり欠陥商品になっちゃってると。メディアのほうが。

しかも監視機能がまったくないと。これで、歪められないほうがおかしいじゃないかっていう状態になってるんじゃないかっていうことなんだけど、ちょっと今まで議論してきたことだけど、どうですか?今の前川さんの話は。

宮台さん 古くは、モンテスキューが権力は基本的に相互に牽制されなければいけないというふうに初めて言ったんですね。彼の場合には、貴族の中、あるいは貴族という階層性を前提にした上層の中での牽制のことを考えていたんだけれども、その後、それがいわゆる三権分立ないし分流という仕組みへと基本的に、彫琢されていくと、プロセスが。あったんです。

このプロセスから分かることは、制度としての三権分立がどうのこうのということではなくて、実際に権力が牽制されるかどうかで、牽制されない場合には、権力はやはり腐敗してしまうと。簡単に言うと、思い通りのことをしてしまう。それを止めようとする政府(?)がいても、そいつを黙らせる力を持ってしまうんですよね。

さて、だとすると、日本が一見、三権分立の制度があるように見えて、実際には、与党の中での相互牽制もなければ、国会による、例えば行政の牽制もなくて、むしろ行政に完全に、司法も立法も、事実上、従属してしまう。奴隷になってしまうかのような状況がある場合は、これは従来の制度的な枠の中でできること、というふうな期待。これを超えた新しい期待をしなくては駄目なんですね。

同じようなことがマスメディアにもあると。マスメディアが第四の権力。三権分立を前提とする場合には。

神保さん 4つ目ってことね。

宮台さん そうです。統治権力がその3権ですから、統治権力を監視するのを4番目っていうふうに言うんですけれども、その機能を果たさないのであれば、やはり従来の近代の枠組みから見た場合には、イレギュラーな牽制機能を期待せざるを得ない。その意味で、行政官僚制の中で、本当は政治に、要は手足のように従属あるいは依存しなければいけないはずの、その行政官僚たちが、こうやって本当のことを言い出す。証拠を出し始めるというのは、本当はすごくイレギュラーなこと。

神保さん よほどのことがないと、起きないことが起きてるってことですよね。

宮台さん 起こんないことだし、行政官僚としての本分を、守秘義務の問題を横に置いたとしても、官僚としての本分を超えているんだよね。

神保さん 本来外れているわけだよね。本来であれば、やっちゃいけないことなんだよね。

宮台さん そうですね。

神保さん でもそれは、頭がちゃんと機能してるんだったら、手足が勝手なことやっちゃいけないってことだけど。

宮台さん そういうことですね。

神保さん 頭がおかしくなってるんだったら、手足がある種自立的に動かざるを得なくなっちゃってると。


    


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宮台さん そうですよね。基本的には、統治の最高のレベルにおける牽制が全く働かないということがあるので、心を痛めた人たちが、内部告発を始めているという、こういう図式なんですよね。だから、むしろ、イレギュラーなことが起こっているというのを、その行政官僚の、前川さんなら前川さんの振るまいに見いだす前に、基本的に神保さんがおっしゃったように、まったく牽制が働いておらず、首相官邸側が、もう好き放題できると、もう自分で思い込んでる状態。これをなんとかしなければいけない。

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マスメディアも偉そうなことを突っ込む、そんな暇があったら、自分たちの事実上の牽制の機能を、要はネガティブなフィードバックを国民にかける機能を持っていないということを反省しなければ駄目で、そうしない限りは、今回、前川さんに対する産経新聞や読売新聞やらの質問もありましたけれど、はっきり言って、お笑い。

神保さん 質問までああいう攻撃するというのは、なかなかちょっと見上げた根性だと思いましたけどもね。ただ、宮台さん。我々、中北(浩爾)先生とか、先週の西田(亮介)さんとか、色々見てきて、結局、1つは意図的に権力を集中させたわけですよ。これまで、すごく分散していて、しかも、各官僚がそれぞれ自分たちの縄張りを持っていたりして、そうすると、もちろん前例主義ということもありますけれど、やっぱり岩盤と言われるように、既得権益化するという要素は当然あったでしょう。それはね。もちろん専門家だから、正しい判断ができる能力はあるけど、同時にそれが表裏一体の関係として、癒着とか、あるいは利権とかになってた面があったと。

それで、なかなかいろんなことが変わらなかったんで、例えば、政治改革においては、政党の執行部に族議員を排する目的で、執行部のほうに権力を。執行部というのは、要するに総裁、幹事長ですけども、そこに力を集中させる.小選挙区制の公認権、それから政党助成金の分配権。その代わり、政治資金は厳しくして、自分たちでお金集められる能力は、すごい制限したわけですよね。その代わり、政党助成金の分配。でも、それは党に入るから党から分配されるというようなこともあって、そこにわざと、上下を少しでこぼこを持たせて、たくさんもらえる人とそうじゃない人を作るみたいなこともやるし。

それから、例えば、野田毅税調の1番の重鎮だった野田さんが、消費税を上げることを延ばすっていった時に、ちょっと異論を挟んだら、第一次公認から落ちてるんですよね。選挙のね。もうそこまで露骨なことするわけね。ということもある。

やっぱりそれは、結局、族議員を排するっていう意味であると同時に、専門家が逆に排されちゃったっていう意味にもなって、よく言う、お湯を流して赤ちゃんまで流しちゃったパターンなんだと思うんだけどね。

宮台さん 簡単に言えば、イエスマンだけで固めてしまうことになるということですね。

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神保さん なっちゃったってことですね。ただ、それも1つの目的としてやっぱり族議員を排して、ものごとの意思決定を早くすると。それは官邸主導も同じだったわけでしょ。それはリスクはあるんだけど、ただ唯一のそのギリギリのセーフティネットが、でも政権交代が起きやすくなってる。小選挙区制によって。

だから、政権取ったら力は集中するけど、1個失敗したら、すぐに政権交代があるって話だったけど、どうも、そこに嘘があったんじゃないかと今、すごく思ってるんですね。それはね、民進党自体が駄目なのも、今週の番組、皆さん見て判断していただければ。もちろん駄目なのは駄目なんだよ。

だけどね、前に宮台さんとやりましたよね。メディアを失ったアメリカの地域に何が起きるかっていうことで、ローカル新聞がなくなった時に、どういう政治的な変化が起きるかというのを、プリンストン大学が調査したものをちょっと1回ご紹介したことがあるんだけど、メディアがなくなると、チェック機能がなくなるので、その中に、現職の再選率が飛躍的に上がると。

それから、それは国レベルじゃなくて市なので、市債、要するに借金が飛躍的に増える。それから、同時に、市長とか議員の給料が上がるとかあったんだけど、いずれにしても現職が有利になると。政権交代とか起きにくくなる。それは権力の集中が起きるからでしょ。

そうすると、どうも甘かったんじゃないかと思うわけ。権力を集中させて、ものごとをスピーディに決める。でも、交代があるから大丈夫だと思ったけど、権力が集中するとね、メディアも押さえられちゃうわけだから、結局、まさにプリンストン大学の報告書じゃないですけど、交代が起きにくくなるんですよ。

民進党が駄目なのは駄目で、駄目だとしても、じゃあそこでしっかりしていれば、本当に政権交代が、より可能性高まるかって言ったら、実はそこはちょっと僕ら、甘かったのかなと。権力集中させたら、政権交代起きにくくなるんだっていうことは、よくよく考えてみれば、そんなに難しい命題ではないというか、自明なところがあるじゃないですか。

宮台さん まったく自明ですね。僕は元々、小選挙区制は、政治風土、文化の問題で、僕たちに合わない。その文化の問題は、神保さんがすでにおっしゃったことだ。アングロサクソンでは、ある定型的なパターンに従って、政権交代が起こる。

なので、猟官制、あるいはポリティカルアポインティという制度を含めて、権力を相当集中させることになってる。アメリカの大統領制なんて極端なケースですよね。でもそれはここでもやってきたことだけれども、基本的に牽制のシステムが働くような、政権交代があって。

リボルビングドア、つまり色んなポストに就く人間がグルグル入れ替わるので、ヤバいことやってるとバレるぞっていう、そういうものもあって、うまく回るようになってるけど、日本の場合、もうそれがないし、ほとんど定型的なパターンとして、簡単に言うと、国家の権力を使った権威主義的な支配が、あるいは市場に任せるべきか、あるいは社会に任せるべきかみたいな、労働党対保守党、あるいは民主党対共和党みたいな図式に日本にはない。

日本に元々、再配分制度としての自民党しかなくて、再配分がどのメカニズムで行われるのかということが違うだけ。日本の場合には、補助金、交付金、公共事業で行われるということですよね。だから、特に地方の弱者が、自分たちの弱者ぶりをなんとか手当てをして欲しいと思う時に、社会党に手当をお願いするってことはあり得ないんだよね。社会党は労働者の政党であって、地方の弱者を救うという基本的なマインドをほとんど持っていない。

神保さん そうそう。弱者が保守政党の自民党を支持しちゃうっていうことなわけだよね。

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宮台さん そういうことですね。だから、僕はその理屈で、日本では二大政党制は基本的に意味がないので、小選挙区制をやるべきではないと言った。それと同じようなことだけれども、日本には、よらしむべし知らしむべからずという伝統が、実は右から左までずっとあるんですよね。共産党なんかにもずっとあった。今はないことを望みますけれども、今分からない。少なくともずっとあったことは事実なんですよね。

分かりやすく言うと、なにチンピラが参加してんだと。なに素人が偉そうなこと言ってるんだと。ちゃんと、ものを分かってる奴が決めてるんだから、黙って従えよ、みたいな感じですよね。

神保さん 田吾作に情報なんか渡したら、ろくなことがないってやつですね。

宮台さん そうですね。だから、絶えず市民参加でチェックするってことがないから、例えば、決められる政治っていう言い方を始めるわけね。あれは、要は任せてぶーたれてるから、そのぶーたれる側もっとはやく決めてよって言ってる訳ですよ。そうじゃなくて、あれは、自分たちが決めているんだというふうなマインドに置き換えられるべきで。

神保さん よく言ってた引き受ける政治ってやつですよね。

宮台さん そうですね。自分たちで引き受けているのであれば、状況によっては、例えば、けっこう大事な問題で、そもそも価値観が対立している。そこをどうすり合わせるかみたいなことになった時には、単なる力の横暴、数の横暴を頼っていいということがもし無いのであれば、それは避けようというマインドがあるのであれば、時間がかかるのは当たり前なんですよ。

しかし、なんでさっさと決めないんだよ。そうじゃない。自分たちが引き受けてやってる時に、難しい問題だから、時間がかからざるを得ないってことでしょ。だから、早く決めろよっていう言い方は、結局、ちょっとおかしいんですよ。元々ね。

神保さん なるほどね。より無責任のほうを助長する結果になっちゃったってことですよね。

宮台さん そうですね。

神保さん 権力の集中っていうのの意味がね。

宮台さん うん。だから、安倍さん含めて、決められる政治みたいなのを旗にする人間っていうのは、民主制の本質をほとんど分かってないのね。まあ、日本にしか出てこない言葉だし、実際ね。
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