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【原発なしでも電力足りている 原発Nチャンネル14 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)】*文字起こし


【原発Nチャンネル14 原発なしでも電力足りている 小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)】*文字起こし

小出氏「いま日本に住んでいる人たちは、原子力発電をやめたら電気が足りなくなると脅かされているんですね。この電気ももちろん東京電力の電気で、何割かは原子力発電の電気で、日本全体で言うと3割も原子力から来てるから、もう私たちは原子力から足を抜ける事が出来ないんだと言って皆さん脅かされていて“だからもうしょうがない。もうこれは必要悪だ”と思わせられてきてしまっているんです。
でも、それが全くのウソなんです。
それを今ちょっと時間を頂いて示します。
今、ここに水力・火力・原子力・その他、と書きました。そして一番右に自家発電と書きましたが、左側の4つは電力会社が持っている発電所。
①

ここに今、帯を書きます。それはそれぞれの発電所がどれだけ能力を持っているかというのをお見せします。
この帯はそれぞれの発電所が一年間フル稼働した時に生み出させる電気の量がこの帯です。
②

電力会社が持っている発電所もあるし、最近は電力会社の電気が高すぎると言って、巨大企業が自分で電気を起こすという時代になっていて、自家発電所もたくさんあるんですが、とにかく、一番たくさんあるのは火力発電所です。
原子力なんていうのは水力発電所とせいぜい同じぐらいでしかないのです。
では、実際にこの能力を持っている発電所がそれぞれどれだけ電気を起こしたかというとこれだけです。
③

水力発電所というのは水がないと発電できません。渇水期には発電できないし、この水力発電所の中にはちょっとこまかい事を言い出すと大変なんですが、揚水発電所という実に馬鹿げた方式の発電所も含まれていて、もともとこの能力を出せっこないわけで、実際、今、このくらいしか出してないんですね。
原子力は一度動かしたら止めることも難しいので、かなりの効率で動かし続けて電気を起こしているという事になります。
火力発電所のほうは動いているのは48%。つまり52%は止めているという、そのぐらいの無駄をしているわけです。
ようやくにして電力会社が起こしている青い(画面上)電気のうちの原子力のこの青の部分がこの全体の3割だと言っているんです。
それはだから事実なんです。
でも、じゃあ原子力がなかったら困るかというと何も困らない。
④


    


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ここ、火力発電所を起こせば、それでもなおかつ火力発電所は3割も止めたままでないといけない、というぐらい発電所は余ってしまっているわけです。
ですから、即刻、原子力から抜けられるんです、今でも。
でも、電力会社が私に文句を言うんですね。電気というのは溜めておけないと。だから、夏場にみんな電気を使うんでしょと。そのピークの時でもなおかつ供給できないと困るんです、と言うんですね。
ああ、結構です、ピークの時でも十分足ります、と言って作ったのがこの図です。
⑤

これ1930年から今日に至るまで水力発電所がどれだけあり火力発電所がどれだけあり、原子力がどれだけ増えてきたか、自家発電所がどれだけ増えてきたか、というのをここに全部書いてあるんですが、真夏のいちばん沢山電気を使うときに使う電気の量はこの黒い線です。
水力と火力で全部足りてるじゃないですか。
この1990年代のあるときにちょっとだけ足りないという時が確かにあるんですけど、そしたら自家発から融通してもらえばいいわけだし、もっと言ってしまうなら、この最大需要電力というのが生じるのは真夏の数日の午後の数時間、というそれだけです。
そんなときにちょっと足りないというなら、工場の生産調整をすればいい。私たちのクーラーの温度設定を高くすればいい。
ただそれだけで、この頃だって十分乗り越えられたわけだし、今であれば何にも困らない。
原子力発電を即止めても。ですから、原子力はまず止めるべきだと思います。

では次にどうするのかという事ですけれども、一番確実な事はエネルギー消費量を私たちが減らすという事です。これほど贅沢をしてきた生活自身を見直すしかないというところが一番大切です。
その事を聞いて頂こうと思うと今日のような勉強会をもう一回していただかないとお伝えできないので、詳しい事は今は省かせていただきますが、とにかくエネルギーを浪費し過ぎているというこの今の状態を反省するという事をやらなければいけません。
それをやった上でなおかつ足りないというものに関しては最後は太陽エネルギーです。
太陽エネルギーで何でも出来ると思ってはいけません。私たちがこんな浪費をしている限りは到底無理です。太陽エネルギーで賄う事も。
ですから、私たちが浪費を止めるという事をやりながら、それでも必要な分は太陽に縋るしかないというのが唯一の正解です。
ちょっとだけ数字を言いますと、私たちはいま石油・石炭、あるいは天然ガス、あるいは原子力というのを使っているわけですが、そういう燃料は地球が46億年という歴史をかけて蓄えてきた資源です。
いちばん沢山あるのは石炭、それから天然ガス、その次に石油、オイルシェールとかタールサンドとかあるんですけども、その化石燃料に比べると原子力の燃料であるウランはもともと数10分の1しかありません。
ウランなんてもともと話にならない資源なんですけれども、というかそういう資源全部を集めたエネルギー量に比べて、太陽エネルギーというのは、1年毎に約20倍あります。
よろしいですか?
地下に眠っているエネルギー資源は46億年の歴史で地球が作り上げてきた資源ですけれども、その全てを合算したものに比べて、太陽エネルギーは1年毎に10倍20倍あるという。それほど巨大なものです。ただし、太陽エネルギーは人間の為にあるのではありません。この地球という星そのもの全ての生き物の為、それが依拠しているわけですから、人間がそれを勝手に使うような事をしてはいけないわけで、どうやったら地球上の生命環境を維持できるように私たちが分け前をもらえるかということをきちっと考えながら利用を拡大していくという事が唯一出来ることだと私は思います。
よろしいでしょうか?
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―――全ての悪者だと思わされてきて、二酸化炭素を放出しないとエコだと、なんかそんな宣伝で多くの方がそう思っているんですよね。
私は、冗談は言わないでくれと、実は思っています。
二酸化炭素というのはこの地球上で生命が生きるために絶対に必要な物質です。
植物は二酸化炭素がなければ生きられない。二酸化炭素を光合成という形で掴まえて自分の体を作るんです、植物は。
その植物を食べて動物が生きている。
もう全ての源は二酸化炭素なのであって、本当に大切な物質です。
でも、火力発電所とか他のエネルギーを使うというようなことになると確かに化石燃料を燃やしたりするわけで、二酸化炭素が出てきてしまう。
それは本当なわけだし、その二酸化炭素が膨大に出てきてしまうと地球の気候環境が変わってしまうという事は私はありうると思います。なにがしかの悪影響もあるだろうと思います。
でも、原子力発電所は二酸化炭素は出さないからクリーンだというわけですけども、私はじゃあ聞いてみたくなるわけです。
確かに化石燃料を燃やしたら二酸化炭素が出ると。じゃあ、原子力を燃やしたら何が出るんですか?と。
原子力を燃やしたら【死の灰】です。
二酸化炭素は生命系にとって絶対的に大切なものであるのに比べて【死の灰】というのは絶対的な危険物なんです。
もう比べるまでもなく、原子力なんて使ってはいけないという、そういうものなわけです。
でもまあ、日本の国とか電力会社というのは、二酸化炭素を出さないと。その事だけをとにかく取り上げて原子力がいいというような事を言ってるわけですね。
ですから、私たちはまず、そのような論理に引きずり込まれてはいけないというのが私の思いです。

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