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【110511 河野太郎氏×岩上安身氏 インタビュー】byIWJ サマリー一部

【110511 河野太郎氏×岩上安身氏 インタビュー】byIWJ サマリー


岩上安身氏:先日の自由報道協会にて歯に衣着せぬ発言で、
これまで原発推進してきた責任が自民党にはある、電事連、東京電力をはじめとする電力会社から献金をもらっているからモノが言えない、と批判。
電力総連という労働組合から支援を受けているので遠慮してモノが言えない民主党。
多額の広告費を受け取っているので、これまたモノが言えないマスコミ。
講座や研究資金に電力会社から色んな形で資金を受けているのでモノが言えない学界。
こうしたことと電力会社の地域独占と相俟って、たいへんな利権と権力を有している構造だという事までお話頂いた。
これはすごく大変なこと。恐らくそうだろうと思っていたとしても、然るべきポジションの人でこうした思い切った発言をする人がほとんどいない中、それだけに河野さんの発言は非常に貴重。

本日は、何故こうした構造に際して何故原発という問題があるのか。どうして脱原発を図らなければいけないのか。東電福島第一原発に対するご認識も。現在の政府の救済スキーム、電力料金の値上げ容認、あるいは増税で賄おうとしているやり方でいいのか。このこともブログで警鐘を鳴らされている。
そうやっていったらいいのかということ、今の政府と違う道筋をどうつけるべきか、ということについてお話頂きたい。

―――今回の東電福島第一原発が起こる以前より警鐘を鳴らされてきたが、今回の事故が起きた時にどう思われたか?
 河野太郎議員:あの時は私は国会図書館の中にいて、天井板が落ちてきたりしていた。あの時は原発というよりは地震と津波をTVで見て、特に津波の脅威に驚いていた。原発の様子がどうもおかしいということは暫くしてから。
―――11日中?
 河野:11日中は原発も様子があれだよね、という程度でとにかく津波が凄いということだった。同期の小野寺代議士なんかは家族と連絡が取れず、弟さんは海で釣りをやっているはずだという事で、むしろ暫くは津波に集中していた。
―――原発事故が表に出てくるのが12,13日辺りからだが河野さんが大変だなと最初に認識されたのはいつごろか?
 河野:最初の爆発。いったい何が起きているのか分からない状態。しかも爆発があり、原因が分からないが、直ちに影響はない、という発表は訳が分からなかった。
―――現在の福島原発の状況をどう見ているか?
 河野:政府、対策本部が今何を言っても国内外で信頼されていないというのは酷い状況。チェルノブイリの時には隠蔽しようとするソ連に対して情報を出せという世界の声だったが、いま世界の声は日本政府が何か隠しているのではないかというトーンになっている。IAEAのような国際機関の信頼性を借りて合同会見をするなどし、IAEAの情報チェックや監査のうえ、国際的信頼を回復するなどの方法を取るべきだ。
―――情報の見せ方の問題もそうだが、情報そのものの公開度が上がらないと意味がないと思う。
例えば、未だに東電は出さない。労働者の情報や労働の映像など見せない。チェルノブイリ事故の時の映像は未だに残っているが、あれは労働者の顔を出し、名前を出し、インタビューに答え、どのように従事したかを記録したフィルム。
核種について、塩素38検出の件で再臨界が疑われた際も、再度検証したら不検出だったと言ってきた。では、スペクトル分析の生データを出してくれと言っても絶対に出さない。
いくら言っても出さないのは政府が東電に対して弱腰だからなのか?


    


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 河野:少なくとも政府が前へ出て事故の対応をやるとすべきだった。このあいだ国会で誰の行程表か?という質問が出ても、東電だという回答。事故の処理は?東電だ。保安院は?事故処理の時に安全規制を守っているかを監視する、といったような話。
そんなバカなことはない。東電は柏崎刈羽の事故の時もモニタリングポストが消え、今回も出さない。その理由は津波で電源が失われたからと。
NYTかどこかで、東電という電力会社が電源の復旧に1週間かかっても出来ないのか?未だにモニタリングポストの数字が出てこないじゃないか?それは電力会社として能力がないのか、情報を出す意思がないのか、とインタビューされ、答えようがなかった。モニタリングカーで測ると言っても一桁数値の高い所は測らないで門の周辺部をずっと測ってきた。一台しかないのだったら一番高い所の数値を図りに行くべきじゃないか、というのが海外メディアの声。
統合本部は合同だけれど記者会見は個別に、ということを許した。
―――政府が乗っ取って主導するということは法的にも行政上も可能なのか?
 河野:やれると思う。極端に言えば保安院がやると言えばいいのだが、保安院自体も能力がないことも明らかになってきた。山一や長銀が破たん金融危機の時も実は日本の金融機関は余り能力がないということが分かり、今回も東電の事故が起こり、日本の原子力産業が全く能力がないということが露わになった。
民だけでなく官もないし、学も右往左往しているだけ。
―――日本の原子力産業を中心とした利権の構図、政・官・財・学とよく言われているが、政治の中にいる河野さんから見てこれは本当にあるのか?
 河野:最初にスタートした時は日本の石油依存度が極めて高い国なのでその代替策としてスタートしたことは間違ってなかったと思う。ところが核燃料サイクルを完成させれば2000年間は電力が大丈夫だという話になるのだが、実は核燃料サイクルは上手くいかずに最初は絵になかったプルサーマルが本命であるかのようなインチキになっている。それと原子力をやることが利権化してきた。
いつも言っているように、電力会社から政治献金をもらい労働組合から票をもらい天下り先をあてがってもらい、広告宣伝費をもらい、寄付をもらい、みんながんじがらめになって来て、この体制がいいんだと。
合理的に、今の核燃料サイクルがうまくいっているのかと言っても、返ってくる答えが『あいつは共産党じゃないのか』『あいつはちょっと変わっているから』と。変わっててもいいから答えをくれと言っても一向に答えは返ってこない。
議論しようという雰囲気はなく、ついてこないやつは黙らせろ、という感じだった。
―――どうして核燃サイクルはダメだとお考えなのか?
 河野:核燃料サイクルが危険かどうかは水掛け論だった。事故が起きるかもしれないと言っても事故は起きないという前提に立つ側とのやり取りだった。
 ウランを掘り燃料にして軽水炉で燃やす⇒使用済み核燃料が出る⇒それを再処理してプルトニウムを取り出す⇒そのプルトニウムを高速増殖炉で燃やす⇒するとプルトニウムが増えながら発電が出来る⇒プルトニウムが増えていく、という核燃料サイクルで日本の電力が2000年はもつという絵。
1070年当時、30年後に高速増殖炉が実用化されるという話だったのが30年たったら影も形もないと。2000年ごろになると2050年に出来ると言い、それまでは出来ないという話になり、2050年になったらどうなるのかというと誰にも分からないわけなので、高速増殖炉が出来るかどうかも分からないし、借りに出来たとしても言われていたような爆発的なプルトニウムの増殖は起きないのではないかという話もあり、理論はそうでも理論通りにはいきそうもない。さらには、プルトニウムを燃やしたものを取り出し再処理する効率もあまり良くない。
高速増殖炉が理論通りにいくと言う人はいなくて、どこまで悪くなるかという。また、高速増殖炉が商業的に実用化されても電気料金がなかなか下がらないだろう。
こうした点で、出来ないものの一方でどんどん再処理をしてプルトニウムを取り出そうとしている。北朝鮮が50キロのプルトニウムで大騒ぎをしている時に日本は50トンのプルトニウムがある。
六ヶ所村再処理が完全に稼働すれば毎年何トンという単位で増える。これは全くサイクルではなく、プルトニウムを垂れ流しているだけ。
これを一度どこかの段階で止めて、使用済み燃料の段階でどこかで貯蔵し、止めておかなければいけない、という議論をしようとしても取り合いもせずにきた。

≪21:04辺りまでで続く
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